「2023年IBBYバリアフリー児童図書」日本からのノミネート作品決定
2022年2月21日
IBBY(国際児童図書評議会)は、すべての子どもたちが読書の楽しみを享受できるよう、さまざまな工夫の詰まった世界のバリアフリー児童図書の情報を収集/発信しています。
2年に一度、各国支部から推薦されるバリアフリー図書の中から40~50冊を選定し、カタログを作成します。選ばれた本は、IBBY世界大会や国際ブックフェアなどで紹介され、希望する国々で巡回展示されます。詳しくはこちら➡
JBBYは、2月13日にオンラインの国内選考会を行い、2023年のIBBYの選定に向けて、下記の10冊を日本から推薦することにしました。
- 選考委員(敬称略):
梨屋アリエ(児童文学作家)
林 左和子(静岡文化芸術大学教授)
村中李衣(児童文学者/ノートルダム清心女子大学教授)
山田 真(小児科医)
さくまゆみこ(翻訳家/JBBY会長)
■ カテゴリー1:誰もがアクセスできる本
『音にさわる―はるなつあきふゆをたのしむ「手」―』(広瀬浩二郎作/日比野尚子絵/偕成社)
『かける』(はらぺこめがね作/佼成出版社)
『仕事に行ってきます①クッキーづくりの仕事 洋美さんの1日』(季刊『コトノネ』編集部/埼玉福祉会)
『どちらがおおい? かぞえるえほん』(村山純子作/小学館)
『ふーってして』(松田奈那子作/KADOKAWA)
『まどのむこうの くだものなあに?』(荒井真紀作/福音館書店)
『りんごだんだん』(小川忠博 写真・文/あすなろ書房)
■ カテゴリー2:障害がある子どもや人物を描いた本
『車いすで国会へ』(舩後靖彦・加藤悦子・堀切リエ作/子どもの未来社)
『めねぎのうえんのガ・ガ・ガーン!』(多屋光孫 文・絵/合同出版)
『わたしが障害者じゃなくなる日』(海老原宏美著/旬報社)