1/22 JBBYオンラインセミナー#21「子どもの本・日本と世界~視野の違いを探る」
2021年12月8日
第4回 JBBY子どもの本の翻訳フォーラム
子どもの本・日本と世界
視野の違いを探る
第一線で活躍する翻訳家と、海外在住の児童文学作家を招き、日本の児童文学と外国の児童文学の社会的関心の違い、子どもをめぐる社会や子ども観の違いなどを浮き彫りにしていきたいと考えます。
子どもにとって多様な文学が必要な理由とは――。
翻訳や子どもの本に興味のある方はもちろん、図書館や読書ボランティアの方、読者の方、多くの方のご参加をお待ちしています。
日時 | 2022年1月22日(土)15:00~17:30(開場15分前) ★ お申し込みいただいた方は、 |
場所 | オンライン(Zoom) |
パネリスト | 宇野和美さん(スペイン語翻訳家) こだまともこさん(英語翻訳家) 佐藤まどかさん(児童文学作家) 那須田 淳さん(児童文学作家) コーディネーター*さくまゆみこ(英語翻訳家/JBBY会長) |
参加費 | 1,000円 ★「子どもゆめ基金」の助成を受けています |
申込方法 | PEATIX(外部サイト)からお申し込みください。 |
オンライン視聴に関する注意事項 | ・当日は、インターネット環境の安定した場所で、ご自身のパソコン、スマートフォン、タブレットよりご参加ください。 ・配信は「Zoom」を使用します。下記URLより、パソコン、スマホ等でアプリを入手してください。https://zoom.us/download ・Zoomの設定については、ZoomのFAQページなどをご参照ください。Zoomがご利用になれるかどうが事前にテストも可能です。➡Zoom公式サイトミーティングテストに参加 ・すでにZoomのアプリをご利用の方も最新版にアップデートしておくことをお勧めします(月に数回アップデートされます)。 ・お申し込み後、開催前日に、お申し込みいただいた(peatixに登録した)メールアドレスにリマインドメールが送られます。メール内の「イベント視聴ページに移動」ボタンからご視聴ください。視聴にはPeatixへのログインが必要です。登録したメールアドレスとパスワードを忘れないようお書き留めください。 ・携帯電話での受信設定をしている方は、「@peatix.com」「@jbby.org」からのメールが受信できるよう設定してください。 ・取得したリンクなどを第三者と共有したり、転用したりしないようご留意願います。 ・Zoomウェビナーを利用するため、視聴者は画面には映りませんが、助成元(子どもゆめ基金)への報告ならびに主催者広報等に使用するため録画することを、予めご了承ください。 |
パネリスト紹介
宇野和美(うの・かずみ)(スペイン語翻訳家)
出版社勤務を経て翻訳に携わる。「どんな作品が国境を越えられるのか」を、デビュー以来ずっと考え続けている。おもしろい作品を求めて、スペイン語圏のブックフェアや書店にもよく足を運ぶ。訳書に『見知らぬ友』(福音館書店)、『ベラスケスの十字の謎』(徳間書店)、『しあわせなときの地図』(ほるぷ出版)、『アルマの名前がながいわけ』(ゴブリン書房)、『民主主義は誰のもの?』(あかね書房)、『おとなってこまっちゃう』(偕成社)など。スペイン語の子どもの本専門のネット書店ミランフ洋書店を営み、西日暮里BOOKAPARTMENTに出店している。JBBY会員。
こだまともこ(英語翻訳家)
児童文学、YAの翻訳者。訳書に「メニム一家の物語」シリーズ(講談社)、『テディが宝石を見つけるまで』『ぼくはおじいちゃんと戦争した』(あすなろ書房)、『ぼくが消えないうちに』(ポプラ社)、『レモネードを作ろう』『このねこ、うちのねこ!』(徳間書店)、『きみのいた森で』(評論社)、『クレンショーがあらわれて』(フレーベル館)、『きみなんかだいきらいさ』(冨山房)など多数。2008年からジョーン・エイキンの「ダイドーの冒険」シリーズ全11巻(冨山房)の翻訳にとりくみ、『ダイドーと父ちゃん』で2010年IBBYオナーリストに選ばれる。JBBY会員。
佐藤まどか(さとう・まどか)(児童文学作家)
1987年に奨学金を取得しイタリアに渡る。製品や内装の意匠設計、専門誌ライターをしながら生計を立てる。2006年『水色の足ひれ』(ニッサン童話と絵本のグランプリ童話大賞/BL出版)でデビュー。二足の草鞋の緒が切れた(大病)のちは執筆活動に集中。作品に『セイギのミカタ』 (フレーベル館)、『スーパーキッズ』(うつのみや子ども賞) (講談社)、『つくられた心』(ポプラ社)、『アドリブ』(第60回日本児童文学者協会賞・第6回児童ペン賞少年小説賞/あすなろ書房)、『月にトンジル』(あかね書房)など。訳書数冊。トスカーナ州在住。JBBY会員。
那須田 淳(なすだ・じゅん)(児童文学作家)
大学在学中にシナリオを学び、小説を書き始める。卒業後、イギリスとドイツに一年滞在し、88年に『三毛猫のしっぽに黄色いパジャマ』(ポプラ社)でデビュー。95年からドイツのベルリン市に在住。『ペーターという名のオオカミ』(小峰書店)で、産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞を受賞。ほかに『一億百万光年先に住むウサギ』(理論社)、『星空ロック』(あすなろ書房・ポプラ文庫ピュアフル)など多数。翻訳も『ちいさなちいさな王様』(講談社)や『黄色い星』(BL出版)など数多く手がける。和光大学、共立女子短期大学非常勤講師。鬼ヶ島通信編集長。JBBY会員。
★コーディネーター
さくまゆみこ(英語翻訳家/JBBY会長)
翻訳家、編集者、JBBY会長、アフリカ子どもの本プロジェクト代表。著書に『エンザロ村のかまど』(福音館書店)、『どうしてアフリカ? どうして図書館?』(あかね書房)など。訳書は、2020年国際アンデルセン賞を受賞したジャクリーン・ウッドソンの『わたしは夢を見つづける』(小学館)や『ひとりひとりのやさしさ』(BL出版)のほか、『みずをくむプリンセス』(さ・え・ら書房)、『シャーロットのおくりもの』『おとうさんのちず』(あすなろ書房)、『この計画はひみつです』(鈴木出版)、『明日をさがす旅』(福音館書店)など多数。