【IBBYニュース】 15 Very Best Books
2018年2月1日
The 2018 Hans Christian Andersen Award Jury recommends
2018年国際アンデルセン賞の新しい試みとして、世界11カ国から選出された国際アンデルセン賞国際審査員が、2018年の候補作の中から、世界中の子どもたちに読んでほしい、翻訳を期待する15冊を選びました。
この15冊は、世界中の子どもたちが読めるよう各国が翻訳出版する価値のある最高の本です。より多くの人たちが最高の本に出合い、互いの理解を深め合えるよう、IBBYからの世界に向けた発信です。
日本の画家賞候補、田島征三さんの『ぼくのこえがきこえますか』(童心社)も選ばれています。
“The Nest” 著:Kenneth Oppel(カナダ)、出版社:Harper Collins
“Simple” 著:Marie-Aude Murail(フランス)、出版社:l’école des loisirs
“Malka Mai” 著:Mirjam Pressler(ドイツ)、出版社:Gulliver
(『マルカの長い旅』訳:松永美穂/徳間書店/2010)
“Ziba Sedayam” 著:Farhad Hasanzadeh(イラン)、出版社:Kanoon
“Duel” 著:David Grossman(イスラエル)、出版社:Bloomsbury
“Fuori fuoco” 著:Chiara Carminati(イタリア)、出版社:Bompiani
“The Duck in the Gun” 著:Joy Cowley(ニュージーランド)、出版社:Walker Books
(『大砲のなかのアヒル』訳:ロニー・アレキサンダー、岩倉務/平和のアトリエ/2002)
“Ropotarana” 著:Peter Sventina(スロベニア)、出版社:MIS zalažba
“Barro de Medellín” 著:Alfredo Gómez Cerdá(スペイン)、出版社:Edelvives
(『雨上がりのメデジン』訳:宇野和美/鈴木出版/2011)
“Kan du vissla Johanna?” 著:Ulf Stark(スウェーデン)、出版社:Bonnier Carlsen
(『おじいちゃんの口笛』訳:菱木晃子/ほるぷ出版/1995)
“Tschipo” 著:Franz Hohler(スイス)、出版社:DTV
“O monster eet me niet op!” 画:Carll Cneut(ベルギー)、著:Carl Norac、出版社:De Eenhoorn
“Jane the Fox and Me” 画:Isabelle Arsenault(カナダ)、著:Fanny Britt、出版社:Groundwood Books
(『ジェーンとキツネとわたし』訳:河野万里子/西村書店/2015)
『ぼくのこえがきこえますか』作:田島征三(日本)、出版社:童心社
“Les Oiseaux” 画:Albertine(スイス)、著:Germano Zullo、出版社:La Joie de Lire