「となりの国への扉」展 開幕!
2020年9月1日
図書展「となりの国への扉――日中韓共同プロジェクトと絵本作家からのメッセージ」
- 場所:出版クラブビル3階ライブラリー(東京都千代田区神田神保町1-32)
- 会期:前期 9/1~11/19(※延長になりました):韓国の絵本作家からのメッセージ
後期 11/20午後~1/14:中国の絵本作家からのメッセージ - 開館時間:平日の9~18時(原則)
※同じフロアでイベントを開催していて、展示を観られない場合もありますので、
来館前に出版クラブにお問い合わせください。(Tel:03-5577-1511) - 企画・構成:JBBY(日本国際児童図書評議会)
- 協力:日韓絵本交流会 中国「小活字」 申明浩 唐亜明 83gocco 日本出版クラブ
新型コロナウィルスの感染拡大により、やむなく中止した「JBBY子どもの本の日フェスティバル」(2020年3月/ゲートシティ大崎)で企画していた展示です。日本出版クラブのご協力で、ようやく展示が実現しました。コロナ禍で外出もままならない時期ではありますが、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
ごあいさつ
JBBY の活動のキーワードは、本、子ども、平和。本を通して日本の子どもと世界の子どもが友だちになることが、世界の平和につながるという考えをもっています。
いま、政治の世界では、自国だけがすばらしいと考えたい政治家がふえ、大人の本の世界では嫌韓、嫌中本もたくさん出版されるようになっています。でも、子どもたちには、世界のいろいろな国の文化を知ってもらいたいし、特にとなりの国の子どもたちとは理解し合ってほしい、友だちになってほしいと、私たちは考えています。
そうした思いを韓国のKBBY、中国のCBBYとも共有し、2020年「日中韓共同プロジェクト」を立ち上げることができました。ひとつのテーマを決め、それぞれの国から5冊ずつ子どもの本を推薦し、互いの国で紹介し合う活動です。今回の展示では、記念すべき第1回に選ばれた本を紹介します。
また、韓国と中国の絵本作家から日本の子どもたちへ届いたメッセージも、それぞれの国の絵本とあわせて展示します。近年大きく変化している韓国や中国の新鮮な絵本表現を味わえます。
子どもの本を通して、となりの国の扉を開いてみてください。
前後期通して、日中韓共同プロジェクトの今年のテーマ「環境」で選ばれた15冊の本を展示します(詳しくはこちら)。
そして、前期の韓国特集では、韓国の11人の絵本作家のみなさんから、となりの国(私たち)に届いた貴重なメッセージパネルと、彼らの絵本83冊を展示します! 展示にあたり、日韓絵本交流会からたくさんの本をお借りいたしました。感謝申し上げます。
メッセージを送って下さった韓国の絵本作家のみなさん
展示リストはこちら
アンニョン・タル(안녕달) | 『すいかのプール』ほか |
イ オクベ(이억배) | 『ソリちゃんのチュソク』ほか |
イ ヨンギョン(이영경) | 『あかてぬぐいのおくさんと7人のなかま』ほか |
スージー・リー(이수지 ) | 『なみ』ほか |
クォン ユンドク(권윤덕) | 『花ばぁば』ほか |
キム ジミン(김지민) | 「Hyde & Seek」ほか |
チョン スンガク(정승각) | 『金剛山のトラ』ほか |
チョ ウンヨン(조은영) | 『はしれ、トト!』ほか |
パク ジォンチェ(박종채) | 『ヒキガエルがいく』ほか |
ペク ヒナ(백희나) | 『あめだま』ほか |
ハン テヒ(한태희) | 『てのひらどうぶつえん』ほか |