12/4 JBBY国際アンデルセン賞と世界の子どもの本講座「こんなにおもしろい! イランの絵本」愛甲恵子さん
2022年11月2日
JBBY 国際アンデルセン賞と世界の子どもの本講座 2022-❺
こんなにおもしろい! イランの絵本
知られざる豊かな絵本文化の秘密をさぐる
■ 対面のみの実施です ■
絵本を含む児童書の刊行が、年間7000タイトルを超えるほどに成長しているイラン。2019年に世界最大の絵本原画コンクールであるブラチスラバ世界絵本原画展(BIB)でグランプリをとったのも、イランの絵本『ボクサー』でした。
ペルシャ語の翻訳家である愛甲恵子氏は、これまでにその『ボクサー』や、著名な映画監督アッバス・キアロスタミが手がけた絵本をはじめ、多くの作品を日本に紹介してきました。 この講座では、イランの豊かな児童書の文化、今注目を集めている出版社、そこで生まれた美しい絵本の数々について、お話をうかがいます。ユニークでオリジナリティにあふれた、新しい作品もたくさんご紹介いただきます。
日時 | 2022年12月4日(日)14:00-16:00(開場30分前) *「子どもゆめ基金」助成活動 |
場所 | 出版クラブビル・会議室 東京都千代田区神田神保町1-32 地下鉄「神保町駅」A5出口から徒歩2分 |
講師 | 愛甲恵子さん(ペルシャ語翻訳家) |
参加費 | 1,100円 「子どもゆめ基金」助成活動のため、会員割引はありません |
申込方法 | Peatix(外部サイト)からお申し込みください |
ご参加にあたっての注意とお願い | 1)報告用写真撮影について ・この活動では、子どもゆめ基金への報告のために、参加者の写真を撮影させていただきます。 ・子どもゆめ基金に提出した個人情報(写真)は、「(独)国立青少年教育振興機構が保有する個人情報の適切な管理に関する規定」に基づき、子どもゆめ基金助成業務以外の目的には使用されません。 ・また、遠景写真(参加者は後ろ姿のみ)を、主催者広報用にHPやSNS、刊行物等に掲載することがあります。 2)感染症対策について ・当日は、マスクの着用、検温、手指の消毒にご協力をお願いします。 ・会場では、水分補給以外の飲食、大声での会話はご遠慮ください。 ・発熱・咳等の症状のある方はご参加をお断りする場合がありますので、予めご了承願います。 |
講師紹介
愛甲恵子(あいこう・けいこ)
ペルシャ語翻訳家。東京外国語大学大学院修士課程修了後、10ヶ月のイラン留学を経て、2004年より美術家フジタユメカとともにサラーム・サラームというユニット名で、イランの絵本やイラストレーターを紹介する展覧会などを開催している。訳書に『ごきぶりねえさんどこいくの?』(ブルース・インターアクションズ)、『ボクサー』(トップスタジオHR)、『ぼくは話があるんだ、きみたち、子どもたちだけが信じる話が』『いろたち』(カノア)など。再話に『ノホディとかいぶつ』(福音館書店)、『アリババと40人のとうぞく』(ほるぷ出版)、『2ひきのジャッカル』(玉川大学出版部)。
『青い目の少年』Javad Mojabi 文 Farshid Mesghali 絵 1973 Kanoon
『ゴレスターネ』Saadi 文 Reza Dalvand 絵 2020 Madreseh
『世界はぼくのもの』Tahmineh Haddadi 文 Haleh Ghorbani 絵 2021 Tuti
『いろたち』アッバス・キアロスタミ 絵と文 愛甲恵子 訳 2022 カノア
『ぼくは話があるんだ、きみたち、子どもたちだけが信じる話が』アッバス・キアロスタミ 絵 アフマド=レザー・アフマディー 文 愛甲恵子 訳 2022 カノア
『ボクサー』ハサン・ムーサヴィー 文と絵 愛甲恵子 訳 2021 トップスタジオHR刊
『ごきぶりねえさんどこいくの?』M・アーザード 文 モルテザー・ザーヘディ 絵 愛甲恵子 訳 2006 ブルースインターアクションズ
『アリババと40人のとうぞく』愛子恵子 再話 ナルゲス・モハンマディ 絵 2021 ほるぷ出版
『ノホディとかいぶつ』(こどものとも)愛甲恵子 再話 ナルゲス・モハンマディ 絵 2018 福音館書店
『2ひきのジャッカル』愛甲恵子 再話 アリレザ・ゴルドゥズィヤン 絵 2021 玉川大学出版部