JBBYオンラインセミナー#11(1/31)

★ オンラインによる実施です。

JBBY世界の子どもの本講座2020-④

ロシアの子どもの本―1920年代から、国際アンデルセン賞画家オレイニコフまで

 ここ最近ロシアの絵本は世界的に注目を浴びています。
 2018年には国際アンデルセン賞画家賞をイーゴリ・オレイニコフが受賞し、また2019年、ブラチスラバ世界絵本原画展において、世界の4人の画家とともにアントン・ロマーエフに「金のりんご賞」が与えられました。
 ロシア・ソ連の絵本の歴史を紐解くと、1920年代から30年代は〝ソ連の絵本の黄金期〟と言われています。その中心にいて、この黄金時代の絵本の創作活動を牽引したのは、画家のウラジーミル・レーベジェフ(1891-1967)。そしてコンビを組んで、数々の作品を世に送り出した詩人、劇作家、児童文学者で、「森は生きている」でお馴染みのサムイル・マルシャーク(1887―1964)。日本でも彼らの創作した絵本は翻訳・紹介され、多くの子どもたちに親しまれてきました。
 今回は、1920年代からロシアの絵本の歴史を遡り、現在世界的に活躍をされているオレイニコフ、ロマーエフの絵本についても解説します。(講師のことばから)

日時2021年1月31日(日)14:00~16:00(開場15分前)
場所オンライン(Zoom)
参加費1,200円(事前払い込み)
講師南平かおりさん(ロシア児童文学研究者)
申込方法 事前予約・事前払い込みが必要です。
参加費のご入金が確認出来た時点で申込完了です。
視聴URLは、講座前日にお送りします。

【1】JBBYに直接申し込むなら
下記の申し込みフォームにご記入のうえ、1/28までに参加費を振り込んでください。
※Google Formでの参加受付は終了いたしました。(1/29 11:00)
・参加費振込先:ゆうちょ銀行
 口座記号・番号:00180-1-80781
 他行から振り込む場合:〇一九店(ゼロイチキュウ)当座 0080781
 口座名義:シャ)ニホンコクサイジドウトショヒョウギカイ

【2】外部サイト「Peatix」を利用して申し込むなら
クレジットカード決済と振り込みが選択できます。クレジットカード決済だと、当日開始直前まで申し込み可能です:https://jbby.peatix.com/
※ 10月にPeatixへ不正アクセスがあったこと報告されています。(Peatixの報告はこちら) ご心配な方は、JBBYへ直接申し込まれることをお勧めします。
オンライン受講にあたっての注意事項 ・当日は、ご自身のパソコン、スマートフォン、タブレットよりご参加ください。
・受講にあたっては、パソコンやスマートフォン等、インターネット回線、Zoomのクライアントソフトウエア等の準備が必要です。ご自身で受講環境を整えてください。なお、Zoomの契約をしていない人(アカウントを持っていない人)も視聴可能です。(パソコンやスマートフォンの操作・環境設定等に関するサポートはいたしかねます。ZoomのFAQページなどをご参照のうえ設定をお願いいたします。)
・以下のページから、Zoomがご利用になれるかどうが事前にテストが可能です。Zoom公式サイトミーティングテストに参加
・すでにZoomのアプリをご利用の方は、最新版にアップデートしておくことをお勧めします(月に数回アップデートされます)。
・お申し込み後、講演会前日に、講座を視聴するためのURLをお送りします。Peatixをご利用の場合は、Peatixから送られてくる「リマインドメール」の中の「イベント視聴ページに移動」ボタンからご視聴ください。Peatixへのログインが必要ですので、申込みの際に登録したメールアドレスとパスワードを忘れないようお書留ください。
・取得したリンクなどはSNS等で公開したり、転用しないようご留意願います。

     

講師紹介
南平かおり(なんぺいかおり)
東京に生まれる。1987 年早稲田大学第一文学部ロシア文学専修卒業後、3 年間児童文学専門出版社に勤務。2000 年同大学大学院文学研究科博士課程満期退学後、非常勤講師として早稲田大学、津田塾大学に勤務、現在に至る。専門は日露比較児童文学。共著『続・日露異色の群像30』(生活ジャーナル社、2017 年)、論文「昇曙夢と日本の児童文学―ソログープ作品の読者層の拡がり」、(「比較文学年誌」第49 号所収、2013 年)、「児童文学者としての秋田雨雀とロシア文学―童話「鷹の御殿」と『露西亜童話集』をめぐって」(「ロシア文化研究」第23 号所収、2016 年)など。

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

1.2.3 「サーカス」 マルシャーク作 レーベジェフ絵
4 ロシア民話「おおきなかぶ」ローシン絵
5.6.7.8  「アイスクリーム」マルシャーク作 レーベジェフ絵
9.10 「ロシア民話集」ビリービン絵
11  『ちいさなタグボートのバラード』ブロツキー詩 オレイニコフ絵 沼野恭子訳 東京外国語大学出版会刊
12  『まほうの木』ウサチョフ作 オレイニコフ絵 藤原潤子訳 東洋書店新社刊