JBBYオンラインセミナー#10(1/16)
2020年12月17日
★ オンラインによる実施です。
★ 「子どもゆめ基金」助成活動
第3回 JBBY子どもの本の翻訳フォーラム
翻訳しながら みえてきたこと 考えたこと
IBBYオナーリスト受賞翻訳家を迎えて
世界への窓となる翻訳児童文学は、多様な世界へ読者を誘い、新たな視点を与えてくれます。経験豊かな翻訳家のみなさまに、翻訳やその言語の児童文学との出会い、児童文学を翻訳する楽しさ、作品や作者との出会いなど、児童文学と翻訳についてたっぷりお話をうかがいます。
翻訳や子どもの本に興味のある方はもちろん、図書館や読書ボランティアの方、読者の方、多くの方のご参加をお待ちしています。
※参加者のみなさまに、先ほど視聴URLをお送りしました。(1/15 12:50更新)
ご連絡先がわからない方がいらっしゃいますので、参加費をご入金済みにもかかわらず
メールが届かない場合は、JBBY事務局までメールでご連絡をお願いいたします。
◇JBBY事務局メールアドレス:info★jbby.org
(★印を@に変換して送信をお願いします)
日時 | 2021年1月16日(土)14:00~16:30(開場15分前) |
場所 | オンライン(Zoom) |
参加費 | 1,000円(事前払い込み) |
講師 | ○パネリスト 斎藤倫子さん(英語翻訳家) 西村由美さん(オランダ語翻訳家) 母袋夏生さん(ヘブライ語翻訳家) ○コーディネーター さくまゆみこ(英語翻訳家/JBBY会長) |
申込方法 | 事前予約・事前払い込みが必要です。 参加費のご入金が確認出来次第、講座前日に視聴URLをお送りします。 【1】JBBYに直接申し込むなら 下記の申し込みフォームにご記入のうえ、1/13までに参加費を振り込んでください。 ※Google Formでの参加受付は終了いたしました。(1/14 12:00) ・参加費振込先:ゆうちょ銀行 口座記号・番号:00180-1-80781 他行から振り込む場合:〇一九店(ゼロイチキュウ)当座 0080781 口座名義:シャ)ニホンコクサイジドウトショヒョウギカイ 【2】外部サイト「Peatix」を利用して申し込むなら クレジットカード決済と振り込みが選択できます。クレジットカード決済だと、当日開始直前まで申し込み可能です:https://jbbuonline010.peatix.com/view ※ 10月にPeatixへ不正アクセスがあったこと報告されています。(Peatixの報告はこちら) ご心配な方は、JBBYへ直接申し込まれることをお勧めします。 |
オンライン受講にあたっての注意事項 | ・当日は、ご自身のパソコン、スマートフォン、タブレットよりご参加ください。 ・受講にあたっては、パソコンやスマートフォン等、インターネット回線、Zoomのクライアントソフトウエア等の準備が必要です。ご自身で受講環境を整えてください。なお、Zoomの契約をしていない人(アカウントを持っていない人)も視聴可能です。(パソコンやスマートフォンの操作・環境設定等に関するサポートはいたしかねます。ZoomのFAQページなどをご参照のうえ設定をお願いいたします。) ・以下のページから、Zoomがご利用になれるかどうが事前にテストが可能です。Zoom公式サイトミーティングテストに参加 ・すでにZoomのアプリをご利用の方は、最新版にアップデートしておくことをお勧めします(月に数回アップデートされます)。 ・お申し込み後、講演会前日に、講座を視聴するためのURLをお送りします。Peatixをご利用の場合は、Peatixから送られてくる「リマインドメール」の中の「イベント視聴ページに移動」ボタンからご視聴ください。Peatixへのログインが必要ですので、申込みの際に登録したメールアドレスとパスワードを忘れないようお書留ください。 ・取得したリンクなどはSNS等で公開したり、転用しないようご留意願います。 |
講師紹介
斎藤倫子(さいとうみちこ)
金原瑞人氏に師事し、児童文学翻訳の世界に入る。海外の作品に触れるとき、異なる文化や異なる時代にあっても、人々が同じように喜びや悲しみを抱えていることに心を動かされ、翻訳をつづけている。訳書に、『メイおばちゃんの庭』(あかね書房)、『わすれんぼうのねこ モグ』(あすなろ書房)、『サースキの笛がきこえる』(偕成社)、『ダーウィンと出会った夏』(ほるぷ出版)、『彼方の光』(偕成社)など。『シカゴよりとんでもない町』(東京創元社)で、2012年IBBYオナーリストに選出される。
西村由美(にしむらゆみ)
1984~86年に夫の仕事でオランダに住み、オランダ語を学ぶ。帰国後、(公社)国際農業者交流協会のオランダ語講師となる。教えながら日蘭学会の語学講座に通い、オランダ、ベルギーでの夏期講座などに参加して、学び続ける。外務省研修所の講師も務める。訳書に、『ネコのミヌース』(徳間書店)、『イップとヤネケ』、『王への手紙』(以上、岩波書店)などがある。児童書の翻訳により、オランダが一層身近になった。『青い月の石』(岩波書店)で、2020年IBBYオナーリストに選出される。
母袋夏生(もたいなつう)
キブツ(農業共同体)の教育を知ろうとイスラエルに行き、なぜかヘブライ語にはまって、エルサレムのヘブライ大学のディプロマコース(翻訳)で勉強した。先入観や偏見で見られがちなユダヤ人やイスラエルを多面的に紹介したくて、おもしろい作品を探して翻訳している。主な訳書に『父さんの手紙はぜんぶおぼえた』(岩波書店)、『砂のゲーム』(岩崎書店)、『クネレルのサマーキャンプ』(河出書房新社)など。『お静かに、父が昼寝しております』(岩波書店)で、2018年IBBYオナーリストに選出される。
さくまゆみこ
翻訳家、編集者、アフリカ子どもの本プロジェクト代表。元青山学院女子短期大学教授。著書に『エンザロ村のかまど』(福音館書店)など。訳書は、2020年国際アンデルセン賞を受賞したジャクリーン・ウッドソンの『レーナ』(理論社)、『あなたはそっとやってくる』(あすなろ書房)、『ひとりひとりのやさしさ』(BL出版)、『わたしはわたし』(鈴木出版)ほか、『シャーロットのおくりもの』(あすなろ書房)、『明日をさがす旅』(福音館書店)など250冊を越える。JBBY会長。『マディソン通りの少女たち』(ポプラ社)で、2002年IBBYオナーリストに選出される。
●IBBYオナーリストとは
「IBBYオナーリスト」は、子どもの本を通しての国際理解を提唱するIBBY(国際児童図書評議会)が、1956年から隔年で発行している、世界的に権威のある児童書リストです。文学作品・イラストレーション作品・翻訳作品の3部門があり、IBBYに加盟する国と地域が、2年に一度、ほかの国でも読んでほしい、自国のすぐれた子どもの本を選びます。このリストは、各国の翻訳出版関係者にとって、世界のすぐれた児童書を発掘するためのデータベースになります。また、ほかの国の子どもたちがどんな本を読んで育つのかという情報は、国際理解・多文化理解を進めるうえでとても興味深い資料です。https://jbby.org/honourlist-japan