JBBY子どもの本の日フェスティバル(3/23.24に開催)
2019年3月1日
4月2日は「国際子どもの本の日」です。
JBBY(日本国際児童図書評議会)は、この日を記念して、2001年から毎年3月に「子どもの本の日フェスティ バル」を大崎で開催してきました。子どもの本のよろこびを分かち合い、子どもの本を通して国際 理解を深めることは、JBBY の大切な仕事です。
今年は、3/23・24(土日)に開催します!
会場には、近年出版された選りすぐりの子どもの本、約500 冊が世界中から集められ、ジャンル別に展示され、自由に手にとって読むことができます。本を読むことに障壁(バリア)のある多様な子どもたちが楽しめる、布のえほんやバリアフリー図書の展示もあります。
子どもの本の作家や翻訳家による講演会やトークイベント、絵本作家と楽しむ創作ワークショップ、ベテラン司書たちによるブックトーク、読み聞かせ、あそびうたのステージ、紙芝居や科学あそび、サイン会、子どもの本の専門家による悩み相談、さらに半世紀を振り返る世界の「子どもの本の日」ポスター展示など……長年子どもの本の活動を続けてきたJBBY の総力を結集したイベントを展開します。
世界中からえらばれた子どもの本、約500冊を手にとってご覧いただけます。
トークイベントやワークショップ、コンサートにおはなし会などもいっぱい!
JBBYがとどける、広くて深い子どもの本の世界を、子どもも大人もいっしょに、たっぷりお楽しみください。
日時:2019年3月23日(土)12時から17時
3月24日(日)10時から17時
場所:ゲートシティホール・アトリウム
東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎地下1階(JR「大崎駅」南改札からすぐ)
http://www.gatecity.jp/hallandroom/01_1804.shtml
主催:日本国際児童図書評議会(JBBY)
後援:東京都教育委員会 品川区 品川区教育委員会 読書推進運動協議会 子どもの読書推進会議 日本ペンクラブ 出版文化産業振興財団
特別協力:ゲートシティ大崎管理組合 大崎エリアマネージメント 日産自動車株式会社
◎「子どもゆめ基金」助成活動
事前申込が必要なプログラムもありますので、お見逃しなく!
AからKは、事前申込が必要です。
3月13日必着、申し込み多数の場合は抽選になります。
★印は申込なしで参加できます。
【プログラム】23日(土)12時から17時
★ あそびうたオンステージ
随時開催(当日の表示をご覧ください)
対象:子どもと大人
出演:あしたま、三根政信&大福、平井敬人のみなさん
JBBY賞受賞作家、スズキコージさん、荒井真紀さん、ミロコマチコさんも遊びに来ます、サイン会もあります!
A 角野栄子講演会「魔女とオバケと小さなおはなし」
13時から14時 ◎要事前申込
対象:小学生から大人まで 定員:200人
2018年国際アンデルセン賞作家賞を受賞した、『魔女の宅急便』や「小さなおばけ」シリーズの作者、角野栄子さんによる講演会
B ワークショップ「おはなしであそぼう!」
13時から14時 ◎要事前申込
対象:幼児から大人まで 定員:30人
子どもの本の匠・土居安子さんが大阪から登場! からだを使って物語をたのしみます。動きやすい服装でご参加ください。
C JBBY賞記念トーク「逆境の中のユーモア」
14時半から15時半 ◎要事前申込
対象:中学生以上 定員:50人
IBBYオナーリスト/JBBY賞を受賞した作家の古内一絵さん(作品『フラダン』小峰書店)と、同じく翻訳家の母袋夏生さん(作品『お静かに、父が昼寝しております―ユダヤの民話』岩波書店)によるトークです。
★ 事前申込不要のプログラムもいっぱい
ミニワークショップ、おはなし会、サイン会、子どもの本のなんでも相談など、随時開催しています!
D 第6回「JBBY賞」贈賞式
16時から17時 ◎要事前申込
JBBY は、様々な子どもの本の国際賞に対して、選書推薦活動を行っています。国際アンデルセン賞、IBBYオナーリスト、IBBY 障害児図書資料センターコレクションに国内推薦された作品、並びにブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)の国際受賞作品に対して、作家と出版社へ「JBBY 賞」を授与しています。
2年に一度の授賞式に、受賞関係者、JBBY会員以外のかたも、抽選で30名様ご招待!
今回の受賞者(全員授賞式に出席予定)は、以下の方々です。
・作家部門 角野栄子氏(国際アンデルセン賞受賞)
・画家部門 田島征三氏(国際アンデルセン賞ノミネート)
・文学作品部門 古内一絵氏(IBBY オナーリスト2018) 小峰書店 『フラダン』
・イラストレーション作品部門 スズキコージ氏(同) 玉川大学出版部 『ドームがたり』
・翻訳作品部門 母袋夏生氏(同) 岩波書店『お静かに、父が昼寝しております――ユダヤの民話』
・バリアフリー図書部門 てのひらの会 『モグモグぱっくん』
・絵本原画部門 荒井真紀氏(BIB2017 金のりんご) 金の星社 『たんぽぽ』
・同 ミロコマチコ氏(BIB2017 金牌) 岩崎書店 『けもののにおいがしてきたぞ』
【プログラム】24日(日)10時から17時
★ あそびうたオンステージ+特別ゲスト・長野ヒデ子さん
随時開催(当日の表示をご覧ください)
対象:子どもと大人
出演:杉川としひろ、福田翔、三根政信&大福、平井敬人
あそびうた作家のみなさんによるたのしいステージ。12時と14時には、特別ゲスト・長野ヒデ子さんを迎え、「あそびうた・わらべうた」を楽しめます!
★ 事前申込不要のプログラムもいっぱい
ミニワークショップ、おはなし会、サイン会、子どもの本のなんでも相談など、随時開催しています!
E 科学あそび①「アンモナイトのレプリカをつくろう!」
10時半から12時 ◎要事前申込
対象:小学生以上 定員:50人 ◎材料費200円(当日精算)
本物の化石を自分で型取りして模型を作ります。世界各地のアンモナイト化石も観察! 科学読物研究会の市川雅子さん、二階堂恵理さんらによるとっておきのワークショップ。本物のアンモナイトのおみやげ付き!
F 児童文学作家トーク「作品を通して伝えたいこと」
10時半から12時 ◎要事前申込
対象:中学生以上 定員:50人
『カーネーション』『アポリア―あしたの風』のいとうみくさん、『フュージョン』『ドリーム・プロジェクト』の濱野京子さん、『いい人ランキング』『赤の他人だったら、どんなによかったか。』の吉野万理子さんによるトーク。創作の秘密が聞けます。
★ 親子で楽しむおはなし会
10時半から12時
ベテラン図書館員、代田知子さん、岩間恵子さん、神保和子さんらによる親子おはなし会。
★ さくまゆみこ「翻訳書ができるまで」+翻訳家によるリレートーク
12時から13時半
対象:中学生以上
翻訳書のおもしろさ、知らなかった翻訳の裏話など。言語も多彩な翻訳家が一堂に会しおしゃべりします。
出演:愛甲恵子(ペルシャ語)、宇野和美(スペイン語)、大作道子(英語)、神谷丹路(韓国語)、中野怜奈(英語)、野坂悦子(オランダ語)、原田勝(英語)、さくまゆみこ(英語)
G 科学あそび②「クルクルクンをつくろう! ~科学のじっけん」
13時から14時半 ◎要事前申込
対象:小学生以上 定員:50人 ◎材料費200円(当日精算)
いろいろな磁石でた~くさんじっけん、おさらのうえで超高速回転するオリジナルおもちゃ、クルクルくんをつくりましょう! 科学読物研究会の坂口美佳子さんらによる知識のワークショップ。
H 「田島征三の木の実のワークショップ」
13時半から15時 ◎要事前申込
対象:5歳から小学生(小学1年生までは保護者が同伴してください)
定員:36人 ◎材料費500円(当日精算)
『とべバッタ』や『ガオ』の作者で、国際アンデルセン賞候補になり、『ぼくのこえがきこえますか』で、Very Best Book(IBBY国際推薦図書)にも選ばれた田島征三さんと木の実を使った作品を作ります。汚れてもよい服装でご参加ください。
I 野口光世講演会「布のえほんの40年」
13時半から15時 ◎要事前申込
対象:大人 定員:50人
今年40周年を迎える布のえほん「ぐるーぷ・もこもこ」の創設者・野口光世さんによる講演会。日本の布のえほんは世界でも高く評価され、IBBYバリアフリー図書コレクションにもたびたび選出されています。作品もたくさんご覧いただけます。
J ブックトークを楽しもう!〔小学校低学年・中学年向け〕
13時半から14時半 ◎要事前申込
対象:子どもから大人まで 定員:50人
図書館のスペシャリスト・神保和子さんらによる本格ブックトーク。子どもはきっと読みたい本がみつかるはず! 大人は子どもを夢中にさせるブックトークのコツを学べます。
★ 「きむらゆういちと作ってあそぼう!」
15時半から16時半
対象:子ども
『あらしのよるに』や「あかちゃんあそびえほん」シリーズの作者・きむらゆういちさんの工作ワークショップ。身近な材料でトランポリンゲームと紙コプターをつくります。読みきかせもあります!
K ブックトークを楽しもう!〔小学校高学年以上向け〕
16時から17時 ◎要事前申込
対象:子どもから大人まで 定員:50人
図書館のスペシャリスト・代田知子さんらによる本格ブックトーク。子どもはきっと読みたい本がみつかるはず! 大人は子どもを夢中にさせるブックトークのコツを学べます。
★ トーク&交流会「JBBYってなに? 子どもの本のここだけのはなし」
15時半から17時
対象:どなたでも
JBBY会長・さくまゆみこ、副会長・野上暁、ほかにも子どもの本の専門家が大勢あつまり、子どもの本の魅力、子どもの本のこれから、JBBYの活動について話します。子どもの未来のため、子どもの本に関わる私たちが一緒にできることを探ります。
【プログラム】展示
★ パスポートをもらって展示室をまわりましょう。どんな国の本があるかな?
★ すきな本をみつけて「子どもの本の木」に葉っぱをふやしましょう。
- 国際アンデルセン賞とJBBY賞
- IBBYが選んだ世界の子どもの本(61の国と地域から50言語200冊の児童書)
- おすすめ! 世界の子どもの本(JBBYが選んだ日本語に翻訳された世界の児童書)
- おすすめ! 日本の子どもの本(JBBYが選んだ海外にも紹介したい日本の児童書)
- 布のえほん展~重い障害のある子にも届け! 本の楽しみ
- ユニバーサルデザイン絵本コンクール2018入賞作品
- 国際子どもの本の日ポスター50年展
【申し込み方法】3月13日必着
申込み多数の場合は抽選です。当選者へは3/18までに参加票をお送りします。
(1)参加したいプログラムの記号【AからK】
(2)参加者の名前
(3)ふりがな
(4)年齢
(5)子どもの場合は保護者の名前
(6)郵便番号
(7)住所
(8)連絡先(電話番号かメールアドレス)
以上を明記のうえ、ハガキかメールで下記へお申し込みください。
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-32 JBBY本の日宛
kodomo2019@jbby.org