【世界の子どもの本展2018】 開催地募集中

JBBYは、今年も「世界の子どもの本展」を巡回中です。

この図書展では、2016年IBBYオナーリストに選出された世界の優良図書(good book)を中心に、2016年国際アンデルセン賞・作家賞を受賞した曹文軒(中国)、同画家賞を受賞したロートラウト・ズザンネ・ベルナー(ドイツ)の作品など約200冊を展示します。多彩な言語は48種に上ります。

子どもと世界を本でつなぐJBBYが大切にしている活動です。ぜひ地元での開催をご検討いただき、地域の子どもたちに世界のめずらしい本を手にとる機会をつくっていただければ幸いです。

■IBBYオナーリストとは

子どもの本で国際理解を推進するIBBY(国際児童図書評議会)は、1953年の「国際アンデルセン賞」創設と同時に、世界の優れた児童書に「優良賞」を贈ることにしました。第1回の1956年は、12カ国から15冊のエントリーでした。当初は、国際アンデルセン賞の選考委員たちが選書にあたったため、「ハンス・クリスチャン・アンデルセン・オナーリスト」と称されました。以来、IBBYオナーリストは、2年毎に選出され、ブックリストが発行されてきました。現在は、カテゴリーも3つ(文学・イラストレーション・翻訳)に増え、IBBYに加盟する各国支部が自国の児童書の選書にあたっています。2016年は、過去最高、57の国と地域から48言語173冊が選ばれました。

(写真1:JBBY国際子どもの本の日フェスティバル  2:JBBY内覧会)

■開催方法

図書展の開催方法は2通りあります。ご都合のよい方をご検討ください。

(1)
JBBYが主催する〈子どもゆめ基金〉助成活動「世界の子どもと本を考える」の一環として開催する場合

・展示物の借用料・搬送費はJBBYが負担します。
・展示会場に係る費用(スペースや什器の借料、一般文房具・消耗品など、搬出入・設営・撤収・展示期間の必要な人手)はご負担ください。
・展示期間中に講演会を開催していただくなど、助成金を使うにあたり条件があります。詳しくはJBBY事務局までお問合せ下さい。

(2)
主催者として開催してくださる場合

・展示物借用料80,000円(+消費税)と送料実費をご負担ください。
・展示本には、日本語版カタログ、1冊ごとのキャプション、解説パネル等が附属します。

■展示期間など

2018年度中(2019年3月まで)、1週間から10日間前後 (搬出入は前後数日)

■6月1日現在の開催一覧

5/17~5/31  香川県 坂出市立大橋記念図書館
6/26~7/8  長野県 塩尻市立図書館
7/25~7/30  群馬県 太田市美術館・図書館
9/25~10/8  大阪府 和泉市立人権文化センター図書館にじのとしょかん
10/29~11/6  沖縄県 海星小学校(石垣市)
11/6~11/18  長崎県 諫早市立図書館(予定)

(写真1:香川県坂出市立大橋図書館  2:長崎県立大学(2017年度))