草はらを のぞいてみれば カヤネズミ(NF写真絵本)

『草はらを のぞいてみれば カヤネズミ―—日本でいちばん小さなネズミの物語』
この写真絵本の主役はつぶらな瞳でこちらを見つめるカヤネズミ。日本一小さなネズミだ。草はらがすみかで、冬眠せず、一年じゅう繰り返し子どもを産み育てる。草の葉で器用にボール型の巣をいくつも作り、その中で出産、子育てをする。嵐やカマキリなどの捕食者から子どもを守るため、巣から巣へ子どもをくわえてせっせと移動する。生後18 日で子どもは巣立つ。これらを5年の歳月をかけて撮影したみずみずしい写真は、知られざる生態をしっかり伝える。人間の生活変化による草はらの減少は絶滅の恐れを高めている。(坂口)
出版社 | 小学館 |
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初版年 | 2022年 |
ISBN | |
ページ数 | 40頁 |
サイズ | 21x23cm |
対象年齢 | 9歳から |
キーワード | カヤネズミ、巣、草原 |
- 2022
- 40 pages
- 21x23cm
- Ages 9 +