かみなり（NF写真絵本）

『かみなり』

青空に入道雲が現れ、それが大きくなって雷雲として空をおおい、ピカッと稲妻が走ったり雨を降らせたりする様子を、それぞれの段階の空の写真で見せている絵本。また、雷とは何か、どこで生まれるのか、どうして地面に落ちてくるのか、などについてもわかりやすく説明している。稲妻も上から落ちてくるばかりでなく、雲から雲へ流れたり、上に行ったり、複数がいっぺんに流れたり、たくさん集まって太くなったり、海とつながったり、戻って行ったり、あちこちはい回ったりすることが的確な写真でよくわかる。（さくま）