ワニのガルド(読みもの)

おーなり由子 作・絵

カテゴリー: おすすめ!日本の子どもの本読みもの/chapter books and novels

『ワニのガルド』

引っ越したばかりで、まだクラスに友だちもいない小学3年生の北島ヒナちゃんが、眠い目をこすりながら歯を磨いていたら、歯ブラシが口の中で勝手に動きだす。びっくりして放り出した歯ブラシは、大きなワニに変身。ワニは200 年もナイル川に住んでいたお化けワニで、ガルドと名乗る。ガルドは、学校にまでついてきて、ヒナが解けない算数の答えを教えてくれ、自分は、寂しい人にしか姿が見えないとヒナに言う。
ところが、モデルをやっていてテレビに姫様役で出たことがあり、いつもたくさんの女の子たちに囲まれているクラスの人気者のアヤカが、ガルドの姿に気がつく。アヤカは、「北島さんは学校にワニを連れてきている」と言うのだが、周りのだれもが信じない。アヤカは顔を真っ赤にして「ここにワニがいる!」と叫んだことから、女の子たちから気持ち悪がられ、「ワニー! ワニー!」とからかわれる。泣き出しそうになったアヤカに、ヒナはワニの秘密を話し、放課後、川に行ってガルドを紹介する。不思議なワニとの交流を通して、友だちの大切さがしみじみと伝わってくる。作者自身による挿し絵もユーモラスで楽しい。(野上)

出版社 偕成社
初版年 2022年
ISBN
ページ数 96頁
サイズ 21x16cm
対象年齢 9歳から
キーワード 動物、学校、友だち、おばけ

  • 2022
  • 96 pages
  • 21x16cm
  • Ages 9 +

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