はだしで あるく(絵本)

村中李衣 文 | 石川えりこ 絵

カテゴリー: おすすめ!日本の子どもの本絵本/picture books

『はだしで あるく』

畑のスイカを食い荒らすカラスを追って、少女は慌ててはだしで駆けだす。走ろうとすると、足の裏に畑の土がぐにゃり。アスファルトの道では小石が足の裏に当たって痛い。はだしで大地を歩くと道路の王様になった気分。大きく腕を振って大股で歩く。マンホールの上は火傷しそうなくらい熱い。川の土手を一気に駆け降りて、川の中を歩く。クローズアップされた足の裏から青空を見上げるような、大胆な構図がダイナミックだ。少女は、肌で地球を感じ、自然や小さな生きものの命にも触れ、読者にも野生の気持ちが蘇ってくるようだ。(野上)

出版社 あすなろ書房
初版年 2022年
ISBN
ページ数 36頁
サイズ 28x23cm
対象年齢 9歳から
キーワード 身体、自然、地球

  • 2022
  • 36 pages
  • 28x23cm
  • Ages 9 +

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