なきむし せいとく(絵本)
カテゴリー: おすすめ!日本の子どもの本、絵本/picture books

『なきむし せいとく―—沖縄戦にまきこまれた少年の物語』
舞台は1945 年の沖縄。主人公は「なちぶー」(泣き虫)の8歳のせいとく。当時は太平洋戦争のさなかで、せいとくの父も、中学生の兄も軍隊に召集されていた。やがて島はアメリカの軍艦に取り囲まれて米軍の攻撃を受け、日本軍の暴力にもさらされた島人たちは、ひたすら逃げ惑う。せいとくも片腕を失い、家族も失う。「子どもを怖がらせるためではなく、平和の大切さを願う心を伝えるために」と語る著者が、40 年以上取材し、型絵染を使って沖縄戦の真実やその後の基地問題と正面から向き合った作品。(さくま)
出版社 | 童心社 |
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初版年 | 2022年 |
ISBN | |
ページ数 | 48頁 |
サイズ | 25x26cm |
対象年齢 | 9歳から |
キーワード | 沖縄、戦争、生命 |
- 2022
- 48 pages
- 25x26cm
- Ages 9 +