うちの おかあちゃん(絵本)
カテゴリー: おすすめ!日本の子どもの本、絵本/picture books

『うちの おかあちゃん』
お母ちゃんは三味線がうまいし、頭もよい。口やかましくて、気が強い。でも目が悪くて手術に失敗し、ある日とうとう視力を失ってしまう。一日だけお母ちゃんは泣き、「日本一のヘレン・ケラーになっちゃるで」と前向きに立ち直る。中年以降にどんどん視力を失い最後に失明してしまった、作者の母をモデルに描いた作品。娘の「わたし」の視点で話が進み、岡山弁で交わされる親子の会話が重たいテーマの内容を軽快に運ぶ。立体造形家でもある画家が、たくましく生きるお母ちゃんの姿を迫力たっぷりに描き出している。(汐﨑)
出版社 | 偕成社 |
---|---|
初版年 | 2022年 |
ISBN | |
ページ数 | 32頁 |
サイズ | 27x23cm |
対象年齢 | 7歳から |
キーワード | 母、親子、失明 |
- 2022
- 32 pages
- 27x23cm
- Ages 7 +