ぼくとキキとアトリエで(読みもの)

中川洋典 作

カテゴリー: おすすめ!日本の子どもの本読みもの/chapter books and novels

『ぼくとキキとアトリエで』(Boku to Kiki to atorie de)

小学3年生の稜(りょう)は、お母さんよりちょっと年上のキキ先生が主宰するアトリエキキという絵画教室に通っている。稜は、キキ先生が稜が描いた絵を見て「すてきっ!」とハグしてくれるのが大好きだ。絵画教室には、幼稚園の年中から6年生までの7人がいる。学校で同じクラスの「噛みつき徹平」は、稜に対して「絵なんか描いたって、何にもならない」と批判する。稜は、撤平が批判するのは絵を描きたいからではないかと思い、アトリエに誘う。描いた絵を1枚100円で売る商店街のイベントで、徹平は大人に手伝ってもらった絵を持ち込むが、ほとんど売れない。子どもたちに非難された徹平に、キキ先生は、絵は楽しんで描くものだということを伝える。

その後、商店街が改装のために2年間閉店することを知った子どもたちは、商店街のお店1軒1軒を、アトリエキキの生徒全員で描くというプロジェクトを思いつく。そして、最後にみんなでアトリエキキを写生する。

著者は絵本を描く画家でもあり、この作品を通して、芸術とは何か、絵を描くとは何かを伝えている。アトリエキキに通う個性的な子どもたちも、時に稜の相談にのる商店街の大人たちも、文・挿し絵ともに魅力的に描かれている。(土居)

出版社 文研出版
初版年 2020年
ISBN
ページ数 128頁
サイズ 22×16
対象年齢 9歳から
キーワード 絵画 友だち 商店街

  • 2020
  • 128 pages
  • 22×16
  • Age 9 +

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