ぼくと母さんのキャラバン(読みもの)

柏葉幸子 著/泉雅史 絵

カテゴリー: おすすめ!日本の子どもの本読みもの/chapter books and novels

『ぼくと母さんのキャラバン』(Boku to ka-san no kyaraban)

両親からも友だちからもトモと呼ばれている小学5年生の少年が主人公。最近、トモの母さんの様子がおかしい。普段あまり出歩かないのに、街のあちこちに出かけているみたいだし、トモや父さんが話しかけても上の空だ。父さんが出張中の夜、トモがお風呂から上がって冷蔵庫から飲みものを取り出そうとすると、背後に母さんより大きくて言葉をしゃべるネズミが立っていた。びっくりして母さんを呼ぶが返事がない。夜の10時だというのに、母さんは家からいなくなっていたのだ。どうやら巨大ネズミやクマやウサギがしゃべる不思議な異世界と、トモたちが暮らす街が何年に一度かクロスすることがあるらしい。母さんは、異世界の動物たちと、ラクダのキャラバンを率いて、あるものを山の展望台に届ける約束をしていた。そのルートを下調べしている最中に、ふたつの世界のどこかに紛れ込んでしまったのだ。トモは、事情もわからぬまま母さんの代わりにキャラバンを率いて、母さんを探す旅に出る。橋の守り神、公園の動物遊具、商店街の看板やディスプレイから抜け出してきた、奇妙なキャラクターや幽霊などに助けられたり襲われたり、戦国時代に生き別れになった伝説の姫と息子の再会があったり。時空を超えた、奇想天外な母探しの不思議でエキサイティングな冒険物語だ。 (野上)

出版社 講談社
初版年 2020年
ISBN
ページ数 160頁
サイズ 22×16
対象年齢 9歳から
キーワード ラクダ 母 異世界 幽霊

  • 2020
  • 160 pages
  • 22×16
  • Age 9 +

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