レッツはおなか(読みもの)

ひこ・田中 作/ヨシタケシンスケ 絵

カテゴリー: おすすめ!日本の子どもの本読みもの/chapter books and novels

『レッツはおなか』(Rettsu wa onaka)

ソファーに座っていた母さんが、「ちょっと きゅうけい」と言って父さんの膝の上に頭をのせ、「とっても 気もち いい」と言う。そのあと父さんが母さんの膝に頭をのせ「天国だあ」って言う。「天国って?」と5歳の息子のレッツ。「死んだら行く ところ」と父さん。「とうさん、死ぬの?」とレッツ。慌てて父さんは「とっても気もち いい」って意味だと言い直す。それでレッツも母さんの膝に頭をのせる。母さんはレッツの頭をなでながら、「わたしのおなかの なかに いた ときを おもいだした」とつぶやく。レッツは意味がよくわからない。それで母さんは、レッツは母さんのおなかの中で、だんだん大きくなって生まれてきたのだと話す。おなかの中で母さんとおへそで繋がっていたと母さんから聞き、父さんとはおへそで繋がっていなかったのかとレッツは思う。父さんは、「レッツは、天からのさずかりものさ」と言う。「そうか。とうさんと かあさんは レッツを 天から あずかったのか」とレッツは納得する。なかよしで大らかな両親が、5歳の幼児が抱く誕生の不思議から広がるさまざまな疑問にていねいに対応し、レッツは、この家族と一緒にいることの大切さを知る。三人三様に微妙に食い違う会話のやり取りも軽妙でユーモラスで楽しい。(野上)

出版社 講談社
初版年 2020年
ISBN
ページ数 64頁
サイズ 20×16
対象年齢 5歳から
キーワード 親子 赤ちゃん 誕生 おなか 天国

  • 2020
  • 64 pages
  • 20×16
  • Age 5 +

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