の(絵本)

junaida 作

カテゴリー: おすすめ!日本の子どもの本絵本/picture books

『の』(no)

どんな外国語にも置き換えることができないという、日本語の助詞「の」が発想のもとになった絵本。「の」をバトンのように使い、ページをめくらせる。「わたしの」から始まって「お気に入りのコートの」「ポケットの中のお城の」と、文がつながっていき、思いがけないイメージが連鎖して不思議な物語を紡いでいく。繊細に描き込まれた空想画に引き込まれ、最終ページで長い一文が終わると、また最初に戻って読み直したくなる、迷宮のような絵本だ。見返しや奥付のページはなく、チリのない造本も、循環する物語にふさわしい。白地に金のエンボス文字の題字など、装丁にも注目したい。(広松)

出版社 福音館書店
初版年 2019年
ISBN
ページ数 78頁
サイズ 24×18
対象年齢 7歳から
キーワード 言葉 きりなし話 空想

  • 2019
  • 78 pages
  • 24×18
  • Age 7 +

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