【JBBY希望プロジェクト】野馬追文庫2018年6月の本

6月分は、5月に亡くなられたかこさとしさんを偲んで、かこさんの本を送らせていただきました。

★ 6月に送った本

紙芝居『6がつ6ちゃんはっはっはっ』(新装改訂版・童心社)
<原町保健センター かわうち保育所 聖愛こども園>

『だるまちゃんとかみなりちゃん』 福音館書店
<障害児支援施設かのん 37カフェ>

『からすのぱんやさん』 偕成社
<聖愛こども園 かわうち保育所 障害児支援施設かのん>

『じめんがふるえ だいちがゆれる』 農文協
<障害児支援施設かのん ちゅりっぷ文庫 おやこ食堂>

かこさんのスペシャル インタビューがのっている JBBY会報 NO、118(2014,March)も、それぞれに同封しました。その記事の冒頭のことばです。
「子どもの”遊びたい”は、「自分で生きよう」という意欲です。遊ぶ時間をはしょっては、生き物として駄目になります。」

★ いただいたお便りなど

■ かのん 新妻所長さんより

おはようございます。
野馬追文庫6月分素敵なそして思いの込められた絵本をお送りいただき大変有難うございました。
かこさとしさんのご著書は存じ上げておりましたが、 最後の最後まで私たち被災者に思いを寄せてくださっていたことに改めて感銘を受けました。
本当に皆様には感謝申し上げます。
今週日曜日南相馬市で全国植樹祭が開催され、最後の植樹祭のご公務となる天皇皇后両陛下の神々しいお姿を拝見し涙が止まりませんでした。
震災から一区切りとはいえ、まだまだ地域の課題が多く、まだまだ被災の爪痕を感じながら翻弄されている日々。 (中略)
月日の経つのは早いもので、かのんからも3月に第1号の就職者が巣立っていきました。
また、今年高校になったお子さんは、かのんに就職することが目標だそうです。(よく小さいころから言ってました) そんな彼も、4月よりOBボランティアとして、放課後私たちスタッフの手助けをしてくれています。
彼からは「先生たちの仕事は大変だったんだなぁーって自分がお手伝いするようになって新ためて思った」と言ってくれたことが私たちスタッフ一同の胸に響き、とても嬉しく励みになっています。
お子さんに関わるお仕事をさせていただいていることを誇りに思い、将来自立・自律できる大人を目指しながらこれからも頑張ってまいりたいと思います。
お礼が遅れてしまいましたことを深くお詫び申し上げますとともに、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

■ 原町保健センター 相良保健師さんより

こんにちは
とうとう東北南部も梅雨入りとなりました。
日曜日の全国植樹祭もしとしとと降る雨の中、開催されました。
かこさとしさんの紙芝居、そしてインタビュー読ませていただきました。
子どもたちが小さい時、からすのパンやさんの絵本が大好きだったことを思い出しました。 先生の冒頭の言葉は、心に残る素敵な言葉ですね。
いつも本当にありがとうございます。
時節柄体調を崩しやすいですので、ご自愛ください。

■ おやこ食堂 番場さち子さんより

毎月ありがとうございます。
私自身が震災から年数が経つ程に悲しみが増して、読めるのかどうかチャレンジです。 いつもありがとうございます。
今年いっぱいで、駅前モンマビルは撤退する予定でおります。
私の事業が子どもが減少して塾経営では食べて行けず、他に仕事を探す予定です。
おやこ食堂は継続できるかどうかは、思案中です。
お心遣いに感謝しております。

(報告:攪上久子)