12/11【ノンフィクションの子どもの本を考える会・第7回】
2019年10月22日
JBBYでは、子どもの本に関心のある人たちがテーマを決めて気軽に集まり、意見交換をできる場「JBBY○○○を考える会」を行っています。会員が中心になって実施する勉強会です。
「JBBYノンフィクションの子どもの本を考える会」第7回は、「アジア・太平洋戦争――大陸でおきていたこと」についてです。下記のテーマブック3冊から1、2冊を読んできていただき、それぞれのテーマとその関係性などについて話しあいたいと思います。
- 日時:2019年12月11日(水)18時から(開場は17時30分)
- 場所:ポプラ社8階会議室(東京都千代田区麹町4-2-6 住友不動産麹町ファーストビル8階
https://www.poplar.co.jp/company/index.html
*8階に総合受付があります。
*お困りになったときは、070-4573-9520(小原さん)へご連絡ください。 - 参加費:JBBY会員(会員社の社員を含む)500円、非会員1,000円(当日払い)
- 定員:30名(申し込み先着順)
- 申込み先:JBBY事務局
メール kodomo2019@jbby.org 電話 03-6273-7703
*テーマブック
『流れる星は生きている』(藤原てい著、偕成社)
『生きる 劉連仁の物語』(森越智子著、童心社)
『じいじが迷子になっちゃった』(城戸久枝著、偕成社)
今回は、語られることの少ない「大陸における市民の犠牲」を軸に、そこから三方向にひろがるテーマを取りあげました。「引き揚げ」「強制労働」「残留孤児」です。こうしてベクトルをずらすことで知識が広がり、広がった先に新たなテーマの糸口がみえてくるかもしれません。読書案内の方法としても有効であり、本の作り手としては、その時々の時事にあう本をたぐりよせる方法としてつかえるのではないでしょうか。
おなじ軸で別のベクトルのテーマの本がありましたらぜひご紹介ください。