人がつくった川・荒川(NF読みもの)
カテゴリー: おすすめ!日本の子どもの本、読みもの/chapter books and novels、ノンフィクション/nonfiction
『人がつくった川・荒川 水害からいのちを守り、暮らしを豊かにする』
奥秩父山地から埼玉県を通り東京湾へと流れる荒川の歴史と現在をまとめた読みもの。江戸時代には、土木工事によって西へと流れを変え、関東平野の水田と舟運を確立。明治時代には、工場が増える東京を水害から守るため荒川放水路を作り、隅田川と流れを分ける。こうした工事を担った伊奈忠治や、青山士(あきら)といった土木技師たちが、労働者とともに尽力した姿も印象深い。現在では、温暖化による水害対策に地域住民が参加する「流域治水」も。随所にはさまれた手描きの地図やイラストもわかりやすく、楽しい。(奥山)
出版社 | 旬報社 |
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初版年 | 2022年 |
ISBN | |
ページ数 | 204頁 |
サイズ | 20×14 |
対象年齢 | 13歳から |
キーワード | 川、水、江戸、環境 |
- 2022
- 204 pages
- 20×14
- Ages 13 +