ぼくとお山と羊のセーター(絵本)
カテゴリー: おすすめ!日本の子どもの本、絵本/picture books
『ぼくとお山と羊のセーター』
1950 年代中頃、埼玉県秩父のたった3軒しか家がない山間の集落で小学生時代を過ごした作者は、家で飼っていたヒツジの毛でセーターを編んでもらうのを楽しみにしていた。春はヒツジやニワトリの世話、夏は家の中で飼っている蚕の餌に桑の葉を採り、秋には干し柿をつるし、冬は薪取りに行き雪の中でそり遊び。山里での四季折々の自然を背景にした自給自足の暮らしぶりが、少年の目を通して微細に描写されていく。春、毛糸屋さんがヒツジの毛を刈って糸にし、セーターができあがった喜びが情感豊かに伝わってくる。(野上)
出版社 | 偕成社 |
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初版年 | 2022年 |
ISBN | |
ページ数 | 32頁 |
サイズ | 30×22 |
対象年齢 | 7歳から |
キーワード | 山里、少年時代、羊毛 |
- 2022
- 32 pages
- 30×22
- Ages 7 +