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いのちが かえっていくところ(絵本)

最上一平 作 | 伊藤秀男 絵

カテゴリー: おすすめ!日本の子どもの本絵本/picture books

『いのちが かえっていくところ』

少年たもんとお父さんの魚釣りの一日。朝焼けの中、エサとなる虫を採り、川の流れに糸を投げ入れ、ようやくかかった魚との格闘。お父さんに励まされながら、さおと網を使って、大きく美しいイワナを釣り上げる。昼になると、お父さんはそのイワナをていねいにさばいて焼いていく。その死の過程を恐れつつも、香ばしいおいしさに、思わず涙がこぼれるたもん。遠くそびえる白い山、青い川、大きな魚、素朴な少年の顔……。迫力ある絵もあいまって、釣りの現場の臨場感と、命の重さに触れた少年の感動が伝わってくる。(奥山)

出版社 童心社
初版年 2022年
ISBN
ページ数 32頁
サイズ 27×20
対象年齢 7歳から
キーワード 川、魚釣り、命、食

  • 2022
  • 32 pages
  • 27×20
  • Ages 7 +