「世界のバリアフリー児童図書――IBBYによる2019年選定図書」の日本語版ができました
2020年4月3日
IBBY(国際児童図書評議会)が、隔年で発行する「IBBY Selection of Outstanding Books for Young People with Disabilities」の、2019年度日本語版です。
IBBYは、障害のある子どもたちも豊かな読書体験ができるよう、2年に一度、加盟国からふさわしい本を募り、さらに厳選してカタログを発行します。 特別な仕様の本、共に楽しめる本、理解を促す本の3つのカテゴリーがあります。 特別な配慮を必要とする子どもたちのために作られた本が、社会に広く認知され、より多く刊行されることを願っています。
2019年は、20か国の40タイトルが選ばれました。日本の本は、『モグモグぱっくん』(布の絵本、てのひらの会 制作)、『夏がきた』(羽尻利門 作、あすなろ書房)、『このあいだになにがあった?』(佐藤雅彦+ユーフラテス 作、福音館書店)の3冊が掲載されています。
発行日:2020年3月20日
AB版/32ページ/4色
編集:川辺剛彦、JBBY「世界のバリアフリー児童図書展」実行委員会
翻訳協力:板谷ひさ子 攪上久子
● 入手ご希望の方は、JBBY事務局までお問い合わせください。info@jbby.org
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