2025年版「おすすめ!日本と世界の子どもの本」ができました

JBBYのおすすめ本ブックガイド「おすすめ! 日本と世界の子どもの本2025」が完成しました。
今回より、「おすすめ!日本の子どもの本」(海外に紹介したい日本の子どもの本)と「おすすめ!世界の子どもの本」(日本の読者に読んでほしい翻訳作品)を1冊にまとめました。日本編は、2023年9月から2024年6月に出版された作品のなかから合計83冊、世界編は2023年1月から12月に出版された作品のなかから合計71冊を紹介しています。長年子どもの本にかかわる仕事をしている8名が討議を重ねて、選書・執筆しました。

■ 予算の都合上、今号より公立図書館様への冊子の配布は中止させていただきました。代わりに、当ホームページ上でPDFを公開しておりますので、ぜひご覧ください(ダウンロードも可能です)。➡「おすすめ!日本と世界の子どもの本2025」

表紙は、『なきむしせいとく』(童心社)で、2024年IBBYオナーリスト・イラストレーション作品部門に選出された田島征彦さんの描きおろしです。

  • 選書・執筆:奥山恵、坂口美佳子、さくまゆみこ、笹岡智子、神保和子、土居安子、野上暁、広松由希子
  • 表紙画:田島征彦
  • 特別協賛:日本児童教育振興財団
  • 発行日:2025年3月31日
  • AB判/24ページ/4色

【選書方針】
日本編:
・日本で出版された海外にも紹介したい児童書
・日本の子どもの本を代表するような、すぐれた内容の作品
・海外の子どもたちが、日本の文化や、日本の子どもの現状に触れることのできるような作品
・海外での翻訳出版を期待したい作品
・日本の子どもたち、保護者、図書館・出版関係者にも紹介したい作品
世界編:
・原作の内容および翻訳がすぐれている児童書
・子どもと本をつなぐ人たち、保護者、図書館・出版関係者にぜひ紹介したい作品
・日本の子どもたちが海外の歴史や文化に触れ、読書の楽しみを広げられる作品
・世界の多様性について理解を深められる作品

*今回の選書対象が「日本編」と「世界編」でずれているのは、刊行時期がそれぞれ前号を引き継いでいるためです。

■ なお、若干の在庫がございますので、入手ご希望の場合は、JBBY事務局までお問い合わせください。有償にてお分けいたします。
info@jbby.org

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