1/21 JBBY子どもの本の翻訳フォーラム「ノンフィクションの翻訳を考える」オンライン

第6回 JBBY子どもの本の翻訳フォーラム

ノンフィクションの翻訳を考える

子どもの本のだいじな柱のひとつにノンフィクションがあります。自然科学、社会科学、歴史などを読者につたえるこの分野は、子どもたちが今を生き、未来をきりひらくために重要な役割をになっています。今回のフォーラムでは、このジャンルの翻訳にかかわる方々に、原書の探し方や、翻訳の工夫と注意点、そして海外のノンフィクション作品を日本の子どもたちに紹介する意義についてうかがいます。

日時2024年1月21日(日)14:00~16:30(開場15分前)
★講座をお申し込みの方に限り、【1月30日(火)正午まで】収録動画(無修正)をご覧いただけます。お時間のない方はぜひご活用ください!
場所オンライン(Zoom)
パネリスト小川真理子(科学読物研究会会員)
さくまゆみこ(英語翻訳家)
竹内薫(サイエンス作家)
原田勝(英語翻訳家)
藤田千枝(翻訳家・作家)
コーディネーター:堀内まゆみ(元岩波書店編集者)
参加費一般:2,090円
JBBY個人正会員/法人会員:1,540円(会員割引コードがあります。このサイトの会員ページにも記載しています。ご不明な方は事務局にお尋ねください。)
申込方法Peatix(外部サイト)からお申し込みください
オンライン視聴に関する注意事項● 当日は、インターネット環境の安定した場所で、ご自身のパソコン、スマートフォン、タブレットよりご参加ください。
● 配信は、Zoomを使用します。下記URLより、パソコン、スマホ等でアプリを入手してください。https://zoom.us/download
● Zoomの設定については、ZoomのFAQページなどをご参照ください。Zoomがご利用になれるかどうが事前にテストも可能です。➡Zoom公式サイトミーティングテストに参加
● すでにZoomのアプリをご利用の方も最新版にアップデートしておくことをお勧めします(月に数回アップデートされます)。
● ご視聴には、Peatixへのログインが必要です。登録したメールアドレスとパスワードを忘れないようお書き留めください。
● 当日は、Peatixにログインのうえ、マイチケットのなかの当該イベント「イベントに参加」ボタンからご視聴ください。

● 開催24時間前にPeatixから配信されるリマインドメール内にも「イベント視聴ページに移動」ボタンがあります。
● 携帯電話でご登録の方は、「@peatix.com」「@jbby.org」からのメールが受信できるよう設定してください。
● 取得したリンクなどを第三者と共有したり、転用したりしないようご留意願います。
● 参加者の録音・録画・撮影は禁止です。
● お客様のご都合によるお申込み後のキャンセルおよび返金はお受けしておりません。予めご了承ください。

パネリスト紹介(五十音順)

小川真理子(おがわ・まりこ)(科学読物研究会会員)
東京大学工系大学院修士課程修了。工学博士。東京工芸大学名誉教授。科学読物研究会の会員として子どもと科学の本をつなげる活動を行っている。また家庭文庫を通して、地域の子どもたちと科学遊び、工作を楽しんだり、自然の不思議を発見したりしている。訳書に『代数と幾何』『海の世界』『スティーブンソンと蒸気機関車』(いずれも玉川大学出版部)、著書に『学校の世界地図』(大月書店)、『変身のなぞ』(玉川大学出版部)『算数ずかん』(あかね書房)など。

さくまゆみこ(さくま・ゆみこ)(英語翻訳家)
元青山学院女子短期大学子ども学科教授。アフリカ子どもの本プロジェクト代表。出版社に勤めながら翻訳を始め、訳書は『わたしは反対!』(子どもの未来社)、『いつかきっと』(あすなろ書房)、『パッチワーク』(岩波書店)、『子どもの本で平和をつくる』(小学館)、『マリー・キュリー』(光村教育図書)、「ホーキング博士のスペース・アドベンチャー」シリーズ(岩崎書店)、「クロニクル千古の闇」シリーズ(評論社)など約250点。著書に『エンザロ村のかまど』(福音館書店)など。JBBY理事。

竹内 薫(たけうち・かおる)(サイエンス作家)
猫好きサイエンス作家。長年、サイエンスを紹介する本を書いてきたが、娘の誕生とともに、自然と子ども向けの絵本の翻訳、監修などの仕事が増えてきた。YES International School 校長。訳書に『カタリン・カリコの物語 ぜったいにあきらめない mRNAワクチンの科学者』(西村書店)、『ネズミなんびきでゾウになる? 算数がわかる数のえほん』(小学館)、監訳に『きみは宇宙飛行士!宇宙食・宇宙のトイレまるごとハンドブック』(偕成社)、監修に「地球の未来を考える」シリーズ(西村書店)など。

撮影:杉山知隆

原田 勝(はらだ・まさる)(英語翻訳家)
1957年生まれ。東京外国語大学卒。英語圏の児童書・ヤングアダルト文学を翻訳。主な訳書は、読み物では『弟の戦争』『二つの旅の終わりに』(徳間書店)、『チャンス──はてしない戦争をのがれて』(小学館)、『ペーパーボーイ』『クロスオーバー』(いずれも岩波書店)、『ハーレムの闘う本屋』(第5回JBBY 賞)『キャパとゲルダ、ふたりの戦場カメラマン』(いずれもあすなろ書房)、絵本では『星の使者──ガリレオ・ガリレイ』(徳間書店)、『夜のあいだに』(ゴブリン書房)、『ぼくは川のように話す』(偕成社)、『セント・キルダの子』(岩波書店)など。JBBY会員。

『水のたび』岩波書店

藤田千枝(ふじた・ちえ)(翻訳家・作家)
お茶の水女子大学理学部化学科修士課程卒業。数年後、科学読物研究会に入会する。「子どもたちに良質な科学の本を」という理念で作られた会だが、当時はまだ子どものための科学の本が少なかったため、海外からの翻訳を始めた。その後自分でも子どもの本を作り、科学の楽しさを伝えようと努力してきた。訳書約70 点、著書・編集書約50 点。

◆コーディネーター◆
堀内まゆみ(ほりうち・まゆみ)*元岩波書店編集者
国立国会図書館を経て、岩波書店に入社。新日本古典文学大系、児童書、ジュニア新書の各編集部で書籍を編集。その後、広辞苑大学、夏目漱石記念年(生誕150年・没後100年)など、さまざまな本のプロモーションに関わる。岩波書店のwebメディア「web岩波 たねをまく」の設立メンバーとして編集長を4年間つとめた。趣味は、ドイツ語と広東語に触れること、学ぶこと。JBBY理事。