5/13 JBBY国際アンデルセン賞と世界の子どもの本講座「オセアニアの児童文学から読み解く多文化と多様性」百々佑利子さん

JBBY 国際アンデルセン賞と世界の子どもの本講座 2023-

オセアニアの児童文学から読み解く多文化と多様性

パトリシア・ライトソン、ドロシー・バトラー、ロジャー・パルバースなど

■ 対面のみの実施です ■

 オーストラリアへの移住者の子孫であり、大地の精霊と人々との出会い、交流や衝突を描いた作品を通して、過去と現在の不調和、土地と時間が織りなす伝承物語の真実を探り続けた国際アンデルセン賞受賞作家のパトリシア・ライトソン。

 アメリカ生まれでありながら、成人後にオーストラリアの市民権をとり、日豪の文学界、演劇界で活躍するロジャー・パルバース。
重度の心身障がいがある孫が、乳児期から絵本の絵と言葉に親しみながら高い言語能力を発達させていく過程を精密に記録した『クシュラの奇跡-140冊の絵本との日々』の作者、ドロシー・バトラー。
百々さんが親しい交流関係を持つ3人の作家を中心に、オセアニアの児童文学についてお話を伺います。

日時2023年5月13日(土)14:00-16:00(開場30分前)
*「子どもゆめ基金」助成活動
場所出版クラブビル・会議室
東京都千代田区神田神保町1-32
地下鉄「神保町駅」A5出口から徒歩2分
講師百々佑利子さん(翻訳家/研究者)
参加費1,100円
「子どもゆめ基金」助成活動のため、会員割引はありません
申込方法Peatix(外部サイト)からお申し込みください
ご参加にあたっての注意とお願い1)報告用写真撮影について
・この活動では、子どもゆめ基金への報告のために、参加者の写真を撮影させていただきます。
・子どもゆめ基金に提出した個人情報(写真)は、「(独)国立青少年教育振興機構が保有する個人情報の適切な管理に関する規定」に基づき、子どもゆめ基金助成業務以外の目的には使用されません。
・また、遠景写真(参加者は後ろ姿のみ)を、主催者広報用にHPやSNS、刊行物等に掲載することがあります。

2)感染症対策について
・当日は、マスクの着用、検温、手指の消毒にご協力をお願いします。
・会場では、水分補給以外の飲食、大声での会話はご遠慮ください。
・発熱・咳等の症状のある方はご参加をお断りする場合がありますので、予めご了承願います。

▼ちらしPDF(クリックすると開きます)

講師紹介

百々佑利子(もも・ゆりこ)

 翻訳家、児童文学研究。元IBBY国際理事。神奈川大学、日本女子大学教授歴任。
 『ミセス・タッカーと小人ニムビン』、『ムーン・ダークの戦い』、『いにしえの少女バルイェット』(パトリシア・ライトソン)、『ドリームタイム』(ロジャー・パルバース)、『クシュラの奇跡-140冊の絵本との日々』、『赤ちゃんの本棚-0歳から6歳まで』、『5歳から8歳-子どもたちと本の世界』(ドロシー・バトラー)、『夏の終りに』(ジル・ペイトン・ウォルシュ)など訳書多数。ほか、『バトラーさんの贈り物-クシュラの奇跡と歩んだ日々』『星ぼしでめぐるギリシア神話』などの著作がある。


『ミセス・タッカーと小人ニムビン』(パトリシア・ライトソン作、岩波書店)

『ムーン・ダークの戦い』(パトリシア・ライトソン作、岩波書店)

『いにしえの少女バルイェット』(パトリシア・ライトソン作、岩波書店)

『ドリームタイム』(ロジャー・パルバース作、ラボ教育センター)

『夏の終りに』(ジル・ペイトン・ウォルシュ作、岩波書店)

『クシュラの奇跡-140冊の絵本との日々』(ドロシー・バトラー作、のら書店)

『赤ちゃんの本棚-0歳から6歳まで』 (ドロシー・バトラー作、のら書店)

『5歳から8歳-子どもたちと本の世界』(ドロシー・バトラー作、のら書店)

『バトラーさんの贈り物-クシュラの奇跡と歩んだ日々』(ドロシー・バトラー作、のら書店)

『星ぼしでめぐるギリシア神話』(百々佑利子著、岩波書店)