【IBBYによる2019年選定図書】表紙に日本の作品
2019年4月26日
「世界のバリアフリー児童図書展」として、隔年で全国を巡回展示している「IBBYによる2019年選定図書」のカタログがIBBYのウェブサイトにアップされました。
― 2019 IBBY SELECTION OF OUTSTANDING BOOKS FOR YOUNG PEOPLE WITH DISABILITIES ―
表紙には、日本が推薦した『夏がきた』が選ばれています。


2019年選定図書は、20か国21言語、40作品(例年より10作品少ない)が選ばれ、日本の3作品が入りました。(裏表紙に3作品とも掲載されました)
カテゴリー1 9冊
カテゴリー2 7冊
カテゴリー3 24冊
◇トロント公立図書館のウェブサイトより全文をダウンロードできます。
https://www.torontopubliclibrary.ca/ibby/
【日本から選ばれた3作品】
◆カテゴリー1:Specialized formats
特別なニードに応えるためフォーマットに特別な配慮がされた図書

『モグモグぱっくん』(布の絵本)
(制作:てのひらの会/2008)
◆カテゴリー2:Universal Access
市販されている図書のうち、特別なフォーマットではないが誰にでも分かりやすく、多様な年齢や能力の度合いに対応できる図書

『夏がきた』
(作:羽尻利門/あすなろ書房/2017)

『このあいだになにがあった?』
(作:佐藤雅彦+ユーフラテス
福音館書店/2017)
◆カテゴリー3:Portrayals of Disability
市販されている絵本や小説(創作)のうち、障害のある子どもやおとなについて描かれている図書
※日本の作品は選ばれませんでした
2019年版の巡回が始まるのは2020年からです。
楽しみにお待ちください!