オンラインセミナー#1「国際アンデルセン賞の現在(いま)と未来——2020年の受賞者を中心に」


イベント詳細


1953年にIBBY(国際児童図書評議会)が創設した「国際アンデルセン賞」は、子どもの本のノーベル賞と言われる、歴史と権威のある国際的な賞で、作家賞と画家賞があります。2年に一度、世界中の最も優れた作家と画家を顕彰してきました。11カ国から選任される言葉も文化も異なる国際選考委員たちが、丸一年をかけて審査します。

2020年は、70人の候補者の中から、アメリカ合衆国の作家 ジャクリーン・ウッドソン(Jacqueline Woodson)と、スイスの画家 アルベルティーヌ(Albertine)が受賞しました。残念ながら受賞は逃しましたが、日本からノミネートされた絵本作家の田島征三さんも、画家賞のショートリスト(最終候補)の6人に残りました。

このセミナーでは、受賞の二人の作家の魅力を中心に、国際アンデルセン賞の選考過程、ショートリストに入った作家たちとその作品についても紹介していきます。
パネリストは、日本から二人目になる国際アンデルセン賞国際選考委員を務めた 土居安子さん、今年の受賞者ジャクリーン・ウッドソンの作品を多く手がける翻訳家の さくまゆみこさん、ボローニャやブラチスラバなど国際的な絵本コンクールでの審査員経験が豊富な 広松由希子さん。
いま、世界で一番子どもたちに読んでもらいたい本の数々、魅力的な子どもの本の作り手を一望することができるイベントです!

  • 日時:2020年9月5日(土)14:00~16:00(視聴開始13:20予定)
  • 場所:オンライン(Zoom)
  • 参加費:1,300円(事前払い込み)
  • パネリスト:
    土居安子さん(国際アンデルセン賞国際選考委員)
    さくまゆみこさん(翻訳家)
    広松由希子さん(絵本研究家)
  • 申込方法:事前予約・事前払い込みが必要です。外部決済システム「Peatix」からお申し込みください。