アフリカのオーケストラ(南アフリカ・絵本)
Imvunge yeAfrika
カテゴリー: IBBY オナーリスト、絵本/picture books
2018_翻訳作品(英語からズールー語)
『アフリカのオーケストラ』
すべてが始まる原初には様々な音があり、それは人間にとっての音楽でもあった。「セミ、コオロギ、甲虫やカエル、豆のさや、虫のまゆ、木のうろ、パチパチはぜるたき火、パラパラ降る雨、アフリカの平原に轟くレイヨウのひづめ、木にとまったり、飛び立ったり、地面に降り立つ鳥、草や木の葉を揺らし、砂地を吹き渡る風」という具合に。ジョーン・ランキンの魅力的な絵と、すぐれた語り手であるウェンディ・ハートマンの詩が、アフリカの自然が作り出す魔法のような音をうまく捉え、生き生きとしたアフリカのリズムを伝えている。
翻訳家について 作家、翻訳家。英語で書いた自伝「春がくる」(2004)はサンデータイムズ・アラン・ペイトン文学賞の最終選考まで残った(2005)。自身でズールー語に翻訳したこの自伝は、ズールー語で書かれた初の伝記として汎南アフリカ言語委員会文学賞を受賞(2011)。他に、ニキ・ダリー、レオ・レオニ、クリストファー・バン・ヴィックなどの作品を翻訳している。手術の後遺症で体が不自由になり、現在は家族とフレイヘイト近くの町で絵を描き、版画を教えている。
出版社 | Jacana Media |
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初版年 | 2016年 |
ISBN | 978-1-4314-2361-3 |
ページ数 | 34頁 |
サイズ | 27×22 |
対象年齢 | 5歳から |
キーワード | アフリカ 自然 音楽 |
Imvunge yeAfrika
- 2016
- 34 pages
- 27×22
- ISBN 978-1-4314-2361-3
- Ages 5 +