アンナとツバメ男(イスラエル・読みもの)
Ana We’ ish Hasnunit
2018_翻訳作品(英語からヘブライ語)
『アンナとツバメ男』
1939 年11 月6 日、クラコフで言語学の教授をしていたアンナの父は、ナチスに連行されてしまった。7 歳のアンナは、風変わりな放浪者の「ツバメ男」と共に、ポーランドの田舎を旅して回る。そして、見知らぬ人々と友だちになり、国境を行き来して芝居や芸をするようになる。そのうち、「ツバメ男」とは正反対の、ユダヤ教正統派の若いミュージシャン・ヒルシェルが仲間に加わり、「ツバメ男」は困惑する。また、一行が出会った行商人は、食べ物と引き替えに情報を提供してくれるが、「ツバメ男」を知っているらしく、アンナとも散歩をしたがる。やがて「ツバメ男」が行商人を殺し、ヒルシェルは去る。「ツバメ男」は、精神安定のための薬が切れて徐々におかしくなっていくが、グダニスクで買った高価な薬で健康を取り戻す。その後、「ツバメ男」はアンナを安全な場所へと送り出す。
翻訳家について 1969 年生まれ。キルヤトハイムで育つ。ヘブライ大学で芸術史の修士号を取得。その後、創作と戯曲も学ぶ。人気雑誌にヘブライ語の出版界では初めてとなる署名コラムを掲載し、短編集も2点発表している。小説、詩、子ども向けを含む文学、舞台、学術など、幅広い分野で翻訳家として活躍している。
出版社 | Dani Books |
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初版年 | 2017年 |
ISBN | なし |
ページ数 | 212頁 |
サイズ | 21×14 |
対象年齢 | 12歳から |
キーワード | 第二次世界大戦 逃亡 サバイバル |
Ana We’ ish Hasnunit
- 2017
- 212 pages
- 21×14
- ISBN なし
- Ages 12 +