息子(スペイン・読みもの)

Un fill

アレハンドロ・パロマス 文/テオ 絵

カテゴリー: IBBY オナーリスト読みもの/chapter books and novels

2018_文学作品(カタロニア語)

『息子』

本が好きで、いつも笑顔で、想像力が豊かな少年ウィリアムが主人公。彼は幸せそうに見えるが、父は仕事をクビになり、母はいない。父の話では、母はドバイに移り住んで客室乗務員として働いているらしい。ウィリアムはそれを信じている。登場するのは、小学校のカウンセラーや先生、新しい学校でのウィリアムの唯一の友だちで、パキスタンの高齢の男性と婚約している少女など。優しい心を込めて書かれたことが伝わってくる独特な文体の作品。個性的な登場人物たちの言葉と、彼らの語られない声が、テンポよく物語の謎を解いていく。

作家について 1967年、バルセロナ生まれ。バルセロナの大学で英語文献学を学び、米国サンフランシスコの大学で詩の修士号を取得。キャサリン・マンスフィールド、ガートルード・ステイン、ウィラ・キャザー、ジャック・ロンドンの作品を翻訳する。2002年に小説「ハートの時間」で注目され、2008年に「ホフマンの秘密」がトレビエハ市の賞の候補作に選ばれ、舞台化された。それ以降の作品も様々な文学賞の最終候補になり、高い評価を得ている。2013年には詩集も出版している。

出版社 La Galera
初版年 2015年
ISBN 978-84-941857-4-8
ページ数 285頁
サイズ 22×15
対象年齢 15歳から
キーワード 部外者 家族 嘘 死

Un fill

  • 2015
  • 285 pages
  • 22×15
  • ISBN 978-84-941857-4-8
  • Age 15 +

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