羽毛をなくしたヒヨコ(ペルー・絵本)
El pollito que perdió sus plumas
2018_文学作品(スペイン語)
『羽毛をなくしたヒヨコ』
小さなヒヨコのファニートは兄弟姉妹たちと毎日楽しく遊んでいたが、ある日、つまずいて転んだ弾みに、羽毛をなくしてしまった。みじめな気持ちで悲しみにくれていると、ハトやインコやオオハシが、羽毛を分けてくれた。様々な色の羽毛を身につけたファニートは、まるで特別な鳥のよう。ファニートは優しい友人たちのおかげで元気になり、自分は世界一美しい鳥だと思えるようになった。この物語は、友だちとの違いに悩んだり、友だちにひどい扱いを受けることを恐れる子どもの気持ちを描きながら、多様性の大切さや、無償の愛が喪失の悲しみを乗りこえる力になることを伝えている。
作家について 1992年、リマ生まれ。子ども時代に脳腫瘍の手術をし、治療を受けながら過ごす。知的で創造的で感受性の強い若者に成長した現在は、子どもの本の作家として、絵と文の創作に取り組んでいる。
出版社 | PEISA |
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初版年 | 2016年 |
ISBN | 978-612-305-091-7 |
ページ数 | 34頁 |
サイズ | 23×23 |
対象年齢 | 4歳から |
キーワード | 違い 部外者 助 |
El pollito que perdió sus plumas
- 2016
- 34 pages
- 23×23
- ISBN 978-612-305-091-7
- Ages 4 +