エイダスとの出会い(リトアニア・読みもの)
Sutikti eidą
2018_文学作品(リトアニア語)
『エイダスとの出会い』
主人公のアルゲは、まわりの人と違う感受性を持つ10代の少女。内気で自意識が強いので、親しい友だちもできず、退屈な毎日を送っていた。そこで、つまらない現実の代わりに空想の世界を作ることにした。他人は何を考えているのかと想像し、起こり得るものごとを空想するのは楽しかった。ある日、アルゲは、コーヒーショップで見かける女性が、いつもコーヒーを2杯注文し、そのうち1杯にしか手をつけないことに気付く。飲まれなかったコーヒーの謎から、エイダスの存在が明らかになる。エイダスというのは、中間世界の生物で、地球の人間を助けるために馳せ参じた、人間以上に完璧な人間だった――という具合だ。
作家について 1964年生まれ。シャウレイ大学でリトアニア語と文学を学ぶ。1999年から教職に就く。その後、執筆に取り組み、デビュー作となる「犬の日」が児童文学コンクールで優勝。2作目である本書は、YAとして高く評価されている。
出版社 | Alma Littera |
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初版年 | 2016年 |
ISBN | 978-609-01-2503-8 |
ページ数 | 171頁 |
サイズ | 20×13 |
対象年齢 | 13歳から |
キーワード | 想像 大人になる |
Sutikti eidą
- 2016
- 171 pages
- 20×13
- ISBN 978-609-01-2503-8
- Ages 13 +