ギゾギゾ！ ゾンゴ沼のおはなし（ガーナ・絵本）

2018_文学作品（ハウサ語）

『ギゾギゾ！ ゾンゴ沼のおはなし』

登場するのは、クモ、カメ、カニ。３匹は友だちで、川の近くの沼に住んでいる。この沼は川のおかげで食べ物が豊富にあった。ある時クモは、川で金を掘って大儲けしようとする。その結果、沼は汚染され、生き物が死に、クモ自身も病気になってしまう。快復したクモは、自分の過ちを悔やんで沼を掃除する。やがて沼は清らかに蘇り、生き物たちも幸せを取り戻す。

作家について　建築学の修士号を持ち、現在はボストン大学で人類学の博士号取得を目指している。文化遺産のコンサルタントであり、大学で景観設計を教える他、コミュニティと協力して創造的なデザインの手法を通し、生活の質を改善するプロジェクトに関わる。本作は、ガーナ南部、ケープ・コーストの学生や教師たちと開催したワークショップで、英語とハウサ語で創作、発表した作品。