ソティック、うばわれた少年時代(カンボジア・読みもの)
Sothik, komarpheap del trov ke dok haut
2018_文学作品(クメール語)
『ソティック、うばわれた少年時代』
内戦と米軍による爆撃のさなかのカンボジアを舞台に、作者自身が経験した、厳しく悲しい少年時代の物語。作者は3歳のとき、ポル・ポト派に村を奪われ、日常生活が180度変わってしまった。ポル・ポト派によって人びとの思想は強制され、それまで善とされていた行為が悪に、白と言われていたことが黒に、賢者と敬われていた人は愚か者とされた。牛を「同志」と呼ばなければならない時代だったのだ。
作家について 1967年生まれ。ロシア文学、フランス文学、文明学を専攻し、教育学と教育訓練学で修士号を取得。IBBY朝日国際児童図書普及賞を受賞したNGO団体SIPAR(シパー)で活動を始め、2004年に団体代表に就任。カンボジア図書館協会の会長も務めているほか、教育や文化に携わるカンボジアのNGO団体が構成する協議会のメンバーでもある。
出版社 | Siper |
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初版年 | 2017年 |
ISBN | 9789924340164 |
ページ数 | 111頁 |
サイズ | 19×13 |
対象年齢 | 12歳から |
キーワード | 1954-75年カンボジア クメール・ルージュ 自伝 |
Sothik, komarpheap del trov ke dok haut
- 2017
- 111 pages
- 19×13
- ISBN 9789924340164
- Ages 12 +