ちょっと 不思議な 絵本の時間 おとなが 読みあい 語りあう(読みもの)
2017_共にたのしめる本
『ちょっと 不思議な 絵本の時間 おとなが 読みあい 語りあう』
絵本を読んだり絵本について話したりすることは、高次脳機能障害者のためになるでしょうか? この手引書によれば、答えは「イエス」です。この本は、障害のある人たちが、本を選んだり意見を交換したりするための興味深いモデルを紹介しています。脳にダメージがあって、記憶を保持したり感情をコントロールしたりすることが難しい人たちが、週1回集まって1冊の絵本を読み、感想を語り合う活動を10年以上続けています。自分なりの考えを互いに話し合うことで、参加者は自分がまわりに受け入れられていると感じ、はげまされ、広い世界とのつながりを意識できるのだそうです。参加者たちの意見は、それぞれのシンボールマークとともに記されています。この活動で読まれた、絵本と紙芝居のリストが収録されているので、絵本を読みあう活動をはじめたいと考えている人のヒントとなるでしょう。
出版社 | かもがわ出版 |
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初版年 | 2015年 |
ISBN | 978-4-7803-0775-7 |
ページ数 | 132頁 |
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- 2015
- 132 pages
- ISBN 978-4-7803-0775-7