太陽と月の大地(読みもの・原作スペイン)
『太陽と月の大地』
8世紀以降15世紀末まで、スペインはイスラム帝国の支配下にあった。この物語は、国土が回復した16世紀のグラナダを舞台に、キリスト教徒とイスラム教徒の確執を越えて結ばれた友情と、引き裂かれる運命を描く。モリスコ(キリスト教に改宗したイスラム教徒)の老人ディアスと、アルベーニャ伯爵家前当主ドン・ゴンサロは幼少期からの親友だが、孫の世代になるとふたつの民族の対立に翻弄されていく。その溝を越えて理解し合おうとする姿に希望がある。スペインで長く読み継がれてきた作品の初邦訳。(神保)
出版社 | 福音館書店 |
---|---|
初版年 | 2017年 |
ISBN | |
ページ数 | 184頁 |
サイズ | 20×13 |
対象年齢 | 12歳から |
キーワード | スペイン、友情、イスラム、宗教対立 |
- Fukuinkan Shoten
- 2017
- 184 pages
- 20×13
- Ages 12 +