姉と妹は責めを負うべき(クロアチア・読みもの・クロアチア語)
Krive su Seka i Seka

IBBYオナーリスト2024_文学作品
『姉と妹は責めを負うべき』
動物園から盗まれたサルと、その犯人を裁くまでを描いたこの物語は、単なる犯罪小説よりむしろ複雑だ。作家は、悲劇的かつコミカルな語り口で、登場人物たちの個性や運命を浮き彫りにしていく。虐待され、放置された子どもが犯罪者になる道すじが描かれている。人生はアクション映画の筋書きのようなものではないのだ。人間とは非常に複雑で、境遇や家族、社会的立場によって運命が分かれることを描いている。人に寄り添い、前向きな力に満ちた作品。
出版社 | Knjiga u centru |
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初版年 | 2021年 |
ISBN | 978-953-8222-38-2 |
ページ数 | 278頁 |
サイズ | 21x15 |
対象年齢 | 14歳から |
キーワード | 成人になること、犯罪、罪、YA |
Krive su Seka i Seka
- Pongrašić, Zoran
- Knjiga u centru
- 2021
- 278 pages
- 21x15
- ISBN 978-953-8222-38-2
- Ages 14 +
Coming of age, crime, guilt