シリアからきたバレリーナ(読みもの・原作イギリス)
『シリアからきたバレリーナ』
11 歳のアーヤはシリアの内戦を逃れ、母と赤ちゃんの弟とともにイギリスに来たが、途中で父と離れ離れになってしまう。気力を失った母を支え、難民認定を求めて支援センターに通うが、ある日同じ建物にバレエ教室を見つけ、のぞきに行く。シリアでバレエを習っていたアーヤは、バレエ教師に才能を認められ、友だちもできるが、難民認定は一向に進まない。平穏だったかつての暮らしや逃避行の回想が挿入され、今の境遇に苦しむ少女の気持ちが伝わってくる。大好きなバレエで未来を切り開こうとする少女と、支える人びとを描く。(代田)
出版社 | 偕成社 |
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初版年 | 2022年 |
ISBN | |
ページ数 | 304頁 |
サイズ | 19×13 |
対象年齢 | 10歳から |
キーワード | シリア、難民、バレエ |
- 2022
- 304 pages
- 19×13
- Ages 10 +