ガリバーのむすこ(読みもの・原作イギリス)
『ガリバーのむすこ』
戦場となったアフガニスタンを出て難民になった少年オマールは、嵐の海でボートから投げ出され、意識を失う。気がついたときには砂浜に寝ていて、小人たちに囲まれていた。そこは、かつてガリバーが訪れたリリパット国だったのだ。オマールは「ガリバーのむすこ」と呼ばれ、小人たちと友だちになってお互いの言葉や文化を学び合い、愚かな戦争をやめさせるが、一方では母親が恋しくてたまらない。たくみな語り口に引っ張られて一気に読める冒険物語。異文化理解や戦争について考えるきっかけも与えてくれる。(さくま)
出版社 | 小学館 |
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初版年 | 2022年 |
ISBN | |
ページ数 | 240頁 |
サイズ | 20×14 |
対象年齢 | 10歳から |
キーワード | ガリバー、巨人、難民、異文化 |
- 2022
- 240 pages
- 20×14
- Ages 10 +