むかし、おばあさんがいた(ポーランド・絵本・ポーランド語)
Była raz starsza pani
カテゴリー: IBBY オナーリスト、絵本/picture books
IBBYオナーリスト2022_翻訳作品(英語からポーランド語)
『むかし、おばあさんがいた』
「むかし、おばあさんがいた」は伝統的な英語のわらべうたで、独特のナンセンスとユーモアがあり、翻訳は一筋縄ではいかない。だが、エミリア・キェレスはポーランド語への翻訳をみごとにやってのけた。訳語は的確で、心地よいリズムのナンセンスなフレーズは、まるでもとからポーランド語で書かれた詩のように自然だ。意味も原作にほぼ忠実となっている。
●翻訳家について/ 1981 年、ポズナン生まれ。子どもの本の作家であり英語からの翻訳もしている。2007 年にはじめて翻訳を手がけ、ヘレン・ベイリーの作品をポーランドに紹介した。これまでファンタジー作品や詩など子どもの本を40冊以上翻訳してきた。創作では古典的なファンタジー作品を執筆。デビュー作の「銀の鈴」は2011 年「ホワイト・レイブンズ」に選ばれた。おもな創作作品は「兄弟」(2011)、「狩り」(2012)、翻訳作品にアブナー・グラボフの「ねこってなにができる?」(2020)、ジョージ・マクドナルドの『かるいお姫さま』(2017; 邦訳:脇明子訳、岩波書店、2020)などがある。
出版社 | Kropka |
---|---|
初版年 | 2020年 |
ISBN | 978-83-66500-41-9 |
ページ数 | 40頁 |
サイズ | 25x20 |
対象年齢 | 3歳から |
キーワード | 動物、ナンセンス、わらべうた |
Była raz starsza pani
- Trans. Kiereś, Emilia | Orig. traditional rhyme
- 2020
- 40 pages
- 25x20
- ISBN 978-83-66500-41-9
- Ages 3 +