人間の大地(アルゼンチン・読みもの・スペイン語)
Tierra de los hombres
IBBYオナーリスト2022_翻訳作品(フランス語からスペイン語)
『人間の大地』
長距離飛行の黎明期の1926 年、パイロットとなり、フランスとアフリカ間を飛んだ郵便輸送から、1935 年リビアの砂漠で飛行機が墜落したあとの衝撃的な冒険まで、著者のパイロットとしての人生における忘れがたいエピソードが語られる。危険に直面し、困難を克服した当時のパイロットの勇気だけでなく、友情や仲間との連帯、他者への責任感、よりよい世界の希求、そしてアンデス山脈やコンコルディアそばの神秘的な著者の住まいについても語られる。後に書かれた代表作『星の王子さま』に現れるイメージや表現や記憶も垣間見える。
●翻訳家について/ 1985 年アルゼンチンカトリック大学文学部で博士号を取得。国立学術研究審議会などの研究費を得て、アルゼンチンの児童文学を研究する。ブエノスアイレスの「ラ・プレンサ」誌(1928-1939)でエンリケ・バンクスが発表した児童向け作品「弟に語るお話」「ほほえみ考えるためのお話集」「盗まれた魔法の杖」などを再発見した。児童詩集「子ども時代の声」、アンソロジー「寓話の道」を刊行。サン= テグジュペリ『星の王子さま』『人間の土地』など、フランス文学の翻訳も手がける。
出版社 | Colihue |
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初版年 | 2018年 |
ISBN | 978-987-684-939-5 |
ページ数 | 187頁 |
サイズ | 22x14 |
対象年齢 | 15歳から |
キーワード | サン=テグジュペリ、飛行、自伝 |
Tierra de los hombres
- Trans. Serrano, María de los Ángeles | Orig. Antoine de Saint-Exupéry
- Colihue
- 2018
- 187 pages
- 22x14
- ISBN 978-987-684-939-5
- Ages 15 +