目の見えない人たちとゾウ(ハンガリー・紙芝居・ハンガリー語)
A vakok és az elefánt
カテゴリー: IBBY オナーリスト、絵本/picture books
IBBYオナーリスト2022_イラストレーション作品
『目の見えない人たちとゾウ』
ある日、目の見えない人の村に、ゾウに乗った旅人が訪れる。村人はみなゾウを知らなかったので、6 人の賢者にこの動物について教えてくれるように頼む。すると目の見えない賢者たちは、横腹や牙など、それぞれゾウの別のところをさわり、自分の経験のみにもとづき、異なる説明をした。この話の教訓は、人は限られた主観的な経験だけで、絶対的な真実を主張しがちであるということである。ヒンドゥー教の説話をテンペラ画で表した紙芝居。
●画家について/ 1974 年、ポーランド生まれ。2005 年からハンガリーに拠点を移し、若者に絵を教える傍ら物語や詩の挿し絵を描きはじめる。2012 年ヤン・マテイコ美術アカデミーで学位を取得。おもにグワッシュ、テンペラなどを用い、作品は緻密ではかなく、ときに官能的で詩的な趣もみられる。挿し絵作品に、ハンガリーの偉大な詩人アディの「55 ×アディ」(2021)、「半分に切られた3 月」(2021)、「大きな思い違い」(2021)、「天まで届く木の話」(2020)など。2019 年ブダペストイラストレーションフェスティバル大賞受賞。
出版社 | Csimota |
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初版年 | 2020年 |
ISBN | 978-615-5649-54-7 |
ページ数 | 14頁 |
サイズ | 28x39 |
対象年齢 | 5歳から |
キーワード | 昔話、盲目、知覚、紙芝居 |
A vakok és az elefánt
- Ill. Grela, Aleksandra | Text:Hindu folk tale
- Csimota
- 2020
- 14 pages
- 28x39
- ISBN 978-615-5649-54-7
- Ages 5 +