わたしのくつをはいてみて(ギリシャ・絵本・ギリシャ語)
Ta paputsia tōn allōn
カテゴリー: IBBY オナーリスト、絵本/picture books
IBBYオナーリスト2022_イラストレーション作品
『わたしのくつをはいてみて』
マトゥは家族とパリ郊外の小さな町に住む女の子。学校の帰り道、くつがいっぱいある特別な場所を見つけて、それから毎日ちがうくつをこっそりはいてみる遊びをする。その後、母親に腹を立てたとき、マトゥは難しい大人の世界を理解するのに、その遊びが役立ったことに気づく。他人のくつをはくことが、親子がわかりあう橋渡しになったのだ。この本は読者に物事を前向きにとらえ、人を受け入れる大切さを伝える。イラストレーションは、ノスタルジアとフランスらしさを感じさせるあたたかい色調で、デジタルと伝統的な技法にコラージュも用いて、手描き風に仕上げられている。
●画家について/アテネ在住のイラストレーター、陶芸家。アテネ美術学校で絵を学び、視覚芸術の修士号を取得。2009 年からフリーランスのイラストレーターになり、現在は児童書、本の挿し絵や装画、パターンデザイン、陶芸作品を手がけている。得意な素材はグワッシュ、水彩絵具、色鉛筆。コラージュも好み、ときには伝統的な技法とデジタル技術を併用する。本書は2020 年にギリシャ児童書賞と読者文学賞の候補になった。
出版社 | Ikaros Publishing |
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初版年 | 2019年 |
ISBN | 978-960-572-297-5 |
ページ数 | 30頁 |
サイズ | 24x26 |
対象年齢 | 5歳から |
キーワード | 母、娘、共感 |
Ta paputsia tōn allōn
- Ill. Tikkou, Fotini | Text:Alkisti Halikia
- Ikaros Publishing
- 2019
- 30 pages
- 24x26
- ISBN 978-960-572-297-5
- Ages 5 +