パパはたいちょうさん わたしはガイドさん(スペイン・絵本・スペイン語)
Mi Lazarilla, mi Capitán
カテゴリー: IBBY オナーリスト、絵本/picture books
IBBYオナーリスト2022_文学作品
『パパはたいちょうさん わたしはガイドさん』
毎朝、父は娘を学校へつれていく。娘は目の見えない父の手を引いて公園を横切る。カブトムシ・フォルクスワーゲンやインパラ・シボレーといった動物カーが通る空想の世界を楽しみながらの登校だ。目は見えなくてもすべてが〝見える〟父を娘は誇りに思い、小さいのにあらゆる危険から自分を守ろうとする娘を父は誇らしく思っている。学校に着いてさよならを言うときになると、娘はひとりで歩いて帰る父親が心配になる。でも、あと5 時間たてば、また手をつないで楽しく歩くひとときが戻ってくる。
●作家について/ 1951 年、バレンシア生まれ。30 年以上前から執筆をはじめ、著作は40 冊以上。デビュー作「ゼラニウム」(1991)と「神々の糧」(1996)がIBBY オナーリストに入った。「モーツァルト症候群」(2006)、「キャラメルの言葉」(2002)、「マイート・パンドゥーロ」(2003)、「リリ、自由」(2010)などよく知られた作品が多い。バルコ・デ・バポール、アラ・デルタ、グラン・アングラールなど数々の賞を受賞し、「ホワイト・レイブンズ」の目録にも何度も収録。2017 年、業績に対してセルバンテス・チコ賞が贈られた。
出版社 | Kalandraka |
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初版年 | 2020年 |
ISBN | 978-84-1343-031-7 |
ページ数 | 36頁 |
サイズ | 22x25 |
対象年齢 | 5歳から |
キーワード | 盲目、想像力、信頼、詩 |
Mi Lazarilla, mi Capitán
- Text: Moure, Gonzalo | Ill. María Girón
- Kalandraka
- 2020
- 36 pages
- 22x25
- ISBN 978-84-1343-031-7
- Ages 5 +