屋外プール(ドイツ・読みもの・ドイツ語)
Freibad
IBBYオナーリスト2022_文学作品
『屋外プール』
ブコウスキー家の3人きょうだいは、プールでおぼれかけていた子どもを助けたことで、夏の間、無料でプールに通えるようになる。それは家計に余裕がないこの家族にとってはとても大きなプレゼントで、きょうだいは毎日どんな天気でもプールに通い、それぞれ目標を決めて泳ぎはじめる。10 歳のアルフは10 メートルの台から飛び込みができるようになること、8 歳のカティンカはフランス語を学び、クロールで20 周泳ぐこと、末っ子のロビーはスイミングのバッジをもらうこと。3 人はフライドポテトやアイスクリームを食べ、日焼け止めを塗り、協力しあって楽しく過ごす。特別な事件が起きるわけではないが、子どもたちの夏の日常生活をていねいに描いた心温まる物語。
●作家について/ 1957 年生まれ。長年、アーティスト、詩人として活躍。1998 年に「動物タクシー会社ウルフ& Co」を発表して以来、「イエティがベルリンにやってきた」など、児童向け作品を手がける。本作は2019 年にミュンヘン国際児童図書館の「ホワイト・レイヴン」の推薦図書に選ばれ、2020 年にはドイツ児童文学賞などを受賞している。
出版社 | Peter Hammer Verlag |
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初版年 | 2019年 |
ISBN | 978-3-7795-0608-9 |
ページ数 | 155頁 |
サイズ | 23x15 |
対象年齢 | 9歳から |
キーワード | 泳ぎ、夏、きょうだい |
Freibad
- Gmehling, Will
- Peter Hammer Verlag
- 2019
- 155 pages
- 23x15
- ISBN 978-3-7795-0608-9
- Ages 9 +