ブルーイとピンキーの冒険（アルメニア・絵本・アルメニア語）

IBBYオナーリスト2022_文学作品

『ブルーイとピンキーの冒険』

スクエアさんの営む動物園にいる、大きな青いカバのブルーイと小さなピンクのネズミのピンキー。ある日、ふたりは新しい家族に引きとられ、引っ越すことになった。外の世界には、学ぶことがたくさん！ 新しいパパとママに愛情をたっぷり注がれながら、さまざまなことを学んでいくふたり。すてきな冒険のはじまりだ。

●作家について／エレバン生まれ。作家、美術史家、文化人として広く知られる。子ども向けの著書が20 冊以上あり、なかでも童話は、アルメニアのさまざまな方言および他言語に翻訳されている。また、人形劇やバレエの演目になった作品もある。著書に「ドラゴンスライド」（2010）、「ダビット、ヘイク、バジリスクス」（2012）、「アリクイ」（2020）、ファンタジー作品「魔法のボタン」（2020）とその続編「エメラルドのはさみ」(2021) など。2018 年にイタリアより功労勲章を受勲、2019 年に自国のユニセフより高等代弁者に任命される。2020 年には、国際アンデルセン賞にノミネートされた。本作は、当時10 歳だった作家の孫娘との共作。