ミョンヘ(読みもの・原作韓国)
『ミョンヘ』
朝鮮が大日本帝国の植民地だった1910 年代の物語。良家の娘14 歳のミョンヘは、早年結婚の習わしを拒み女学校に進学する。勉学の傍ら病院で外国人医師の通訳に携わり、無知で貧しい女性患者たちの姿を見て、通訳だけでは救えない現実を思い知る。そんなとき、尊敬する女医から医師への道を提言されるが、父は許さない。世間では三・一独立運動の勢いが増すなか、父は己の身分と財産に固執し、兄は国のために命を落とす。時代や慣習がもたらす苦悩や悲しみを、自分の意志で乗り越える少女の姿が力強い。(本田)
出版社 | 影書房 |
---|---|
初版年 | 2021年 |
ISBN | |
ページ数 | 236頁 |
サイズ | 19×13 |
対象年齢 | 12歳から |
キーワード | 植民地時代、独立運動、抗日運動、慣習 |
- 2021
- 236 pages
- 19×13
- Ages 12 +